英語を話すコツを考える

英会話上達に悩む人のためのブログ

英語の文を長くするには何が必要なのか?(英語の勉強法を思案する4)

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英語の上手な人や、ネイティブスピーカーの英語を聞いて、そんなに長い文だと聞いてる方が大変じゃない?と英語が喋れない頃はよく思っていました。今そういう風に感じないのは、英語の文が長くなる仕組みを理解し勉強を続けたからだと言えます。
今回は英語が話せずモヤモヤしていた過去の自分に、英語の文を長くするのに何が必要かを伝えてみたいと思います。

英語の文はどうやって長くなるのか?

Bobシニア ,,,,, 今の私
Bobジュニア ,,,,, 英語が全く話せなかった頃の私

英語を話す人ってさ~、呪文みたいに長い英文を作ってるけど何か秘策みたいのあるの?

秘策というか、英語という言語の性質を理解して、説明の付け足し方(+枠組みの拡張のさせ方)を理解しているからって言えるかな。

シニアはそれをどうやって覚えたわけ?

それはコツコツ勉強、練習して少しずつ使えるものを増やしていったんだけど、聞きたいのはそういうことじゃないんだよね(笑)

そう。聞きたいのはそういう事じゃなくて最短距離的なやつだよ。

最短距離ね~。勉強と練習は絶対に欠かせないっていう事は頭に入れた上で聞いてね。インプットが欠かせない以上、どう簡単なものから頭に入れていくのかってことが重要になるので、何が単純なものなのかを理解して、それを優先して使えるようにするのがいいと思うよ。


英文が長くなる要因は?

ここまで何度か説明してきましたが、英語の文が長くなる要因は4つあります。

  • -主語の拡張,,, 動名詞, 不定詞, 前置詞/関係代名詞/接続詞+説明等で主語を補足。
  • -動詞の拡張,,, 助動詞, 助動詞相当のもの, 動名詞, 不定詞等で動詞を補足。
  • -目的語/補語の拡張,,, それが1つではなく2つ必要な場合の事 (2つ目には名詞, 動詞の原形/進行形, 形容詞/過去分詞, 過去分詞, 形容詞/動詞 などが配置される)。
  • -接着剤+説明の利用,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞+説明で、文(または目的語/補語)を補足する事。


英語は、主語、動詞、動詞に関連、接着剤+説明という4つの枠組みで形成され、状況に応じてそれらが個々に(または複数)拡張することで英文は長くなっていきます。
上記の4つ中で [主語の拡張] は、主語を拡張させず [I, You, He, She, We, They, It, 名詞/代名詞] を利用してもある程度は英文作成可能なので、最初は残りの3つ [動詞の拡張][動詞に関連の拡張][接着剤+説明] を優先して身につけていきましょう。


単純に英文を長くするには?

今回は4の [接着剤+説明] に注目します。

英語はまず基本文の核 [主語 動詞 動詞に関連] を作成して足りない説明を付け足していく言語なんで、英文を長くする簡単な方法は、単純な [接着剤+説明] を連結していくって事だと言えるかな。

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は、[主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは、状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 基本、名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it(正確には、動詞に関連するもの)
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には、接着剤効果のあるもの)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていく] ことを意味しています。

基本文について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

接着剤を大まかに分類わけすると、

  • 1-前置詞 + 名詞(または me,you,her,him,us,them,it)
  • 2-不定詞(to 動詞), 動名詞(動詞ing)
  • 3-関係代名詞/関係副詞/接続詞 + [主語 動詞/動詞 動詞に関連か、主語 動詞 動詞に関連]

これは付け足す説明の違いで分類わけしてあります。

グループ1:[動詞なし]
グループ2:[動詞あり]
グループ3:[主語と動詞あり(または動詞と動詞に関連あり)]

この中で単純なのは [前置詞+名詞] となるね。説明できる範囲が狭い分、簡単なものと言えるから。前置詞もそれぞれ沢山の用途があるから、なるべく [これは、これ] という形に狭めて覚えると最初はアウトプットしやすいかな。

でもさ~、前置詞って数がいっぱいあるから、ちょっとゲンナリするんだよね~。

それならまず1つの場面ずつ切り出して覚えていきなよ(笑)


例えば [(移動)手段] なら、
by - ~で => [by bus/car/train/airplane]
on - ~で => [on foot/on the train/on the bus]
in - ~で => [in the taxi/in my car]
特定したバスや電車など(上に乗ると考えられるもの)の場合は [on]、
特定したタクシーや車など(中に乗り込むと考えられるもの)の場合は [in] を使います。
=> He went to Nagoya by bus. (彼は 行った 名古屋へ バスで)
=> I came here on the bus(train/ship/etc). (私は 来た ここに そのバス/船で)
=> I came here in the taxi. (私は 来た ここに そのタクシーで)


これが頭にインプットできたら、

例えば [つながり]
of - ~の~ => [leg of the table]
with - ~と(一緒に/含めて) => [with her/tax]
without -~なしで => [without sugar]

=> He is a teacher of this school. (彼は 先生です この学校の)
=> I went to Canada with her. (私は 行った カナダに 彼女と)
=> This wine goes best with fish. (このワインは 相性がいい 魚と)
=> I went for a walk without coat. (私は 散歩に行った コートなしで)

この時、必ず基本文の核と一緒に [前置詞+名詞] を頭に入れてください。
そうすることで英語の基盤となる文に説明を付け足してく感覚を身につけていきます

 

また連結可能だと感じるものは例文で繋げてみましょう。
=> I went to Kyoto with Bob in the car. (私は行った 京都に ボブと その車で)

どの [前置詞+名詞] が前なのか順番は特に決まっていないので、動詞との繋がりが強いと感じるもの(または強調したいもの)を先に配置しましょう。(時間に関係するものは最後に配置するのが基本)

英文をどう作成していくのかは、こちらも参考にしてください。

www.colombiacolom.net

前置詞の意味は、[A, B, C,....] と覚えるのではなく、使う場面を想定して覚える方が効率的だと思うよ。1つの場面ごとに例文を作って頭に入れることで、それぞれの前置詞を使い分ける線引きが可能になるし、一緒に利用する動詞とも関連付けていくことができるからね。

沢山ある [前置詞+名詞] を使いこなせるようなるだけで少し英文を長くすることができるから、後はジュニアの嫌いな積み重ねだね。(笑) 下に場面で分けた [前置詞+名詞] を載せておくから覚えてね。

う~ん、明日からにしようかな。


場面ごとに分けた前置詞+名詞

[場所・空間・動作]
at - (どこどこ)で => [at the theater](比較的狭い1点)
in - (どこどこ)で => [in Shibuya](広がりを感じる場所)
on - (どこどこ)で => [on the beach](面して/接して)

to - (どこどこ)へ => [to the station]
from - (どこどこ)から => [from here]
into - ~の中へ/に => [into the room]
out (of) - (中から)外へ => [out of the door]
off - ~から離れて => [off the main road]
away from - ~離れたところ => [20 miles away from the coast]

up - ~の上に/へ=> [up the hill/slope]
down - ~の下に/へ => [down the hill/slope]
above - (より)上に => [above the clouds]
below - (より)下に => [below the horizon]
over - ~の上方に => [over the trees]
under - ~の下に => [under the table]
across - ~を横切って => [across the river]
along - ~に沿って => [along the street]
through - ~を通り抜けて/通して => [through the crowd]
beyond - ~の向こうに/~を越えて => [beyond those mountains]
around - ~を曲がって => [around the corner]
after - ~を追って => [after the man]

[接触]
on - ~の上(接触した部分)に => [on the table/wall]
over - 覆って => [over the field]
beneath - ~の下(接触した)に => [beneath a plie of papers]

[近接・周辺]
near - ~の近くに => [near the station]
by - ~のそばに => [by the park]
beside - ~のすぐ隣のに => [beside the tree]
next to - ~の隣/次に => [next to the house]
around/about - ~の周りに/辺りに => [around the table]
behind - ~の後ろに/裏側に => [behind the house]
in front of - ~の前に => [in front of the door]
in back of - ~の後ろに => [in back of the tree]
opposite - ~の向かいに => [opposite the bank]

[時間・日時]
at - 時間のある時点 => [at 6 o'clock]
in - 幅のある時間 => [in the morning]
on - 曜日、特定の日時 => [on Sunday]
within - ~以内に => [within an hour]
by - ~までには(~する/なる) => [by tomorrow]
until - ~まで(~な状態が続く) => [until next month]
before - (いついつ)の前に => [before 11 o'clock]
after - (いついつ)の後に => [after school]
from - (いついつ)から => [from 7 o'clock](完了形の場合は [from] ではなく [since])
behind - (定刻より)~遅れて => [10minutes behind schedule]
for - ~の間 => [for 2 weeks]
during - ~期間中 => [during the winter](その期間ずっとでも、一部の時期でも可)
through - ~の間中ずっと => [through the month of May]

[]
between - ~の間に => [between this and that]
among - ~の間(中)を => [among the trees]

[手段]
by - ~によって/で => [by a new method]

[道具]
with - ~で => [with a knife]

[目的]
for - ~のために => [for her]

[関連]
about - ~について => [about my health]

[賛成・反対]
for - 賛成して => [for his plan]
against - 反対して/対して => [against the plan]

前置詞についてはこちらにも書いてあるので、よかったら一緒に読んでください。

www.colombiacolom.net

積み重ねることが重要だとはわかっていても、覚えるもの(ここでは接着剤)が沢山あって足踏みしてしまう理由も理解できます。それを一気に頭に入れようとは考えず、分類わけと関連付けを効果的に活用して、簡単なものから少しずつインプットしていきましょう。積み重ねなければ上達はありません。ローマは1日にしてならずです。