英語を話すコツを考える

英会話上達のヒントを考察するブログ

英語の動詞は、拡張することで表現の幅を拡げていく点を解説します

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英語において動詞は非常に重要な位置を占めています。英語の動詞は、[~する(~した)] という意味を表現するためのものですが、拡張することによって表現できる幅を自在に拡げていけます。英文を簡素化してみると英語は1つの文(英語の基本文)で形成されていると考えることができます。

基本文を簡単に説明すると、

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は、[主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは、状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 基本、名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it(正確には、動詞に関連するもの)
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には、接着剤効果のあるもの)

 

基本文について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。 

www.colombiacolom.net

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、表現できる幅を広げていくことを意味しています。ということは [動詞の拡張] とは、[~する(した)] という部分に、何かしらの変化を加えていくことです。今回は、その動詞の意味に変化を加える [動詞の拡張] について解説していきます。(そこから英会話上達へのヒントを探っていきます)


動詞が拡張することで、どんな表現が可能になるのか?

通常、英語の動詞(現在形)が表現するのは、(~する)という日常的に行っている行為についてです。

例 I  study  English  .
  私は 勉強している 英語を (日常的に)


その動詞の部分が拡張することで、表現できる幅を拡げていきます。

まず、英語で考える前に、日本語の視点から、動詞の [勉強する] が、どのように拡張できるかを考えてみます。

1-1, 勉強することにします(今、決めた)
1-2, 勉強するべきです/するほうがいい
1-3, 勉強しなければならない
1-4, 勉強するかもしれない(どちらかというとしないかも)

2-1, 勉強するつもりです(する予定)
2-2, 勉強する予定です(予定が細かく決まっている)

3-1, 勉強している(今、現在している/一時的にしている)
3-2, 勉強していた(ある出来事が起こった時に、していた)

4-1, 勉強している(ある過去から、今現在まで続けて)
4-2, 勉強していた(ある出来事を軸に、それ以前にしていた)

5-1, 勉強したい

6-1, 勉強していた(昔はしていて、今はしていない)

1は助動詞、2は未来について、3は進行形、4は完了形というくくりですが、ここではあまり深く考えないで下さい。(探せばこれ以外にもあります)

こうやって日本語を眺めてみても、動詞の拡張で、意外と沢山の表現が可能だということがわかります。これをどう英語学習へどう活かすのかです。

この日本語を英語にあてはめてみると、次のようになります。

1-1, 勉強することにします(今決めた) => will  動詞の原形
1-2, 勉強するべきです/するほうがいい => should  動詞の原形
1-3, 勉強しなければならない => must/have to  動詞の原形
1-4, 勉強するかもしれない => may/might  動詞の原形
   
2-1, 勉強するつもりです(する予定) => be going to 動詞の原形
2-2, 勉強する予定です(細かく決定) => be(現在形) 動詞ing

3-1, 勉強している(今、現在/臨時的に) => be(現在形) 動詞ing
3-2, 勉強していた(ある出来事が起きた時) => be(過去形) 動詞ing
         
4-1, 勉強している(ある過去から現在まで) => have 動詞の過去分詞
4-2, 勉強していた(ある過去からある過去) => had 動詞の過去分詞
            
5-1, 勉強したい => want  to  動詞の原形

6-1, 勉強していた(昔はしていた) => used  to 動詞の原形

動詞の拡張の詳しい説明は、こちらをどうぞ。

この他に不定詞、動名詞も動詞を拡張させるのですが、これらは拡張のタイプが異なっているのでそれについては別の時にお話しします。

動詞の拡張を、基本文にあてはめてみる

動詞の拡張の仕方を、例文で見てみましょう。

例0, I study English .
    勉強している  英語を(日常的に)

例1-1, I  will  study English .
    勉強するよ  英語を(今、決めた)

例1-2, You  should  study  English  .
    勉強した方がいい  英語を

例1-3, I  have  to  study English .
    勉強しなければならない  英語を

例1-4, I  may  study English .
    勉強するかもしれない  英語を

例2-1, I  am  going  to  study  English  next  week .
    勉強するつもりです  英語を 来週

例2-2, I  am  studying  English  next  week .
    勉強する予定です  英語を  来週

例3-1, I  am  studying  English .
    勉強している  英語を(今、現在/または一時的に)

例4-1, I  have studied  English  for  2 years .
    勉強している  英語を  2年間(継続して)

例5-1, I  want   to  study English .
    勉強したい 英語を

例6-1, I  used  to  study  English .
    勉強していた 英語を(今はしていない)

2-1,2-2,4-1 は、動詞の関連の後に、[接着剤 説明] で説明が補足されています。

接着剤については、こちらをどうぞ。

www.colombiacolom.net

このように動詞を拡張させていく時、動詞は、それぞれの決められたルールに従って拡張していきます。その拡張時のルールに、何か共通項はないか考えてみると、浮かびあがってくるのが、この場合、[必ず動詞の前に補足を加えて拡張している] という点です。つまり『 補足 + 動詞 』という形になっているということです。

違いも少しあって、補足の次にくる動詞が、それぞれの使用時のルールに従って三つのパターンをとります。

  • 1- 補足  + [動詞の原形]
  • 2- 補足  + [動詞のing形]
  • 3- 補足  + [動詞の過去分詞]

これらが意味することは、このパターンでは動詞は必ず左側に説明を補足しているので、後から動詞を拡張させることはできないということです。

つまり、動詞を使うのと同時に動詞を拡張させる必要があります。

動詞の拡張は、こちらも参考にしてください。

では、どうやってそれを使えるようにしていくのか?

動詞が左側に拡張する以上、動詞を口から出した後に、説明を補足することはできません。そうであるなら、その [補足 + 動詞] を [大きなくくりで動詞] として考えることにします。

そうすることで、[動詞の拡張] を単純なものとして脳に記憶させるのです。よく考えてみると、この拡張したものを [大きなくくり] でとらえることは、日本語と同じ感覚で動詞をとらえてることと何ら変わりはありません。英語の動詞は、表現したいことが過去以外の場合、大抵、それ単体で変化することはできず、何らかの補助が必要になり、その補助/補足の部分が [拡張した部分] ということです

日本語の動詞は表現したいことに応じて動詞の後ろの部分が変化して、[動詞 + 変化] が1つの動詞単体として機能しているように見えます。

[勉強する] => [勉強する + 予定です]
[勉強する] => [勉強する + かもしれない] etc と変化。

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それなら日本語で [勉強する/かもしれない] と区切って考えないように、英語でも [補足/動詞] と区切って考えず、[補足 + 動詞] を、まとめて動詞のユニットとして考え、[ひとくくりで動詞] と、とらえていけばいいのではということです。

そのほうが英語という言語の全体像をとらえやすくなります。

例 I  have  to  study  English .
  主語 補足 動詞  動詞に関連  と頭にいれず、

  I  [have to study]  English .
  主語  拡張した動詞  動詞に関連  とユニットでとらえるのです。

このようにユニットでとらえていくことで、動詞の拡張を単純なものとして考えることが可能になるはずです。動詞の拡張をそうやって考えると、もうひとつメリットがあります

それはこの動詞の拡張の仕方を身につければ、新しい動詞を覚えるごとに、拡張の数だけ表現できる幅を掛け合わせていけるということです。動詞の拡張の仕方を例えば6通り理解していれば、6× 新しい動詞という形で、自身が表現できる幅を拡げていけます。英語の単語を覚える時にそういった工夫をしてほしいのです。もちろん、そのためには、助動詞、進行形、完了形などの使い方を個別に修得する必要があります。(この作業はあなたの英会話を上達させるために、絶対に省くことはできません)
この地道に行っていく作業に、拡張して表現を広げていくという視点をリンクさせることで、英語という言語を単純な形でとらえていけるようになります。そういう発想 + 技術力の向上が、自身の英語を話す力を上げていきます。発想の単純化を自身の英会話上達のために効果的に取り入れていきましょう。

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