英語を話すコツを考える

英会話上達に悩む人のためのブログ

英語の [want to] は単体ではなく、[~して欲しい] 等とセットで強化しよう。

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学校でも始めの頃に習う [~したい] の [want to 動詞]。これってかなりインパクトが強いのか、だいぶ日が経っても覚えていることが多い表現だと思います。私は海外を旅している時も簡単に使えて非常に重宝しました。この [want to]、英語を再び勉強をし始めると、それに似た [~して欲しい] 等、それに繋がりがある表現が幾つかあるのに気がつきます。

今回はそういった [want to][~したい] とそれに繋がりがある表現を利用して、より使えるものにする方法を考え、そこから英会話上達をへのヒントを探ります。

[want to]、または [want] で表現できるものとは?

この [want to]、または [want] の中心的な表現は3つあります。

1、want 名詞
2、want to 動詞
3、want 人 to 動詞


これを英語の基本文に当てはめてみると、
1,[主語 want 名詞-(want が動詞、名詞が動詞に関連)]
2,[主語 want to  動詞 動詞に関連 ~]
3,[主語  want 人 to 動詞  動詞に関連 ~]

(他にも動詞 [need] と似た意味で使えたりもしますが、ここでは上記3つに注目します)


基本文を簡単に説明しておくと、

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は [主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 基本、名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it(正確には、動詞に関連するもの)
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には、接着剤効果のあるもの)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていく] ことを意味しています。

基本文について詳しく知りたい方は、こちらを読んでください。

[want to] 等の表現をどうやって使えるものにするのか?


英語を話すために日本語を有効活用したいので、最初に [英語 => 日本語] という並びを、[日本語 => 英語] という並びにします。記憶を引き出しすい形にしてインプットしていきます。

1、~が欲しい => want 名詞
2、~したい => want to 動詞
3、~して欲しい => want 人 to 動詞

 

1,[~が欲しい => want 名詞]

これは何の変哲もない基本文の核なので、欲しいもの(名詞)を動詞に関連に当てはめればいいだけです。
=> I want a glass of water. (私は 欲しい 一杯の水を)
=> I want some coffee. (私は 欲しい コーヒーが)

[主語 want  名詞] で英文を完成させるだけの簡単なものと言えます。

 

2,[~したい => want to 動詞] 

[want to] の後に [~したい] という動作、行動を表す動詞を当てはめて利用します。これは助動詞などと同じで、動詞が拡張した文と考えることができます。

=> I want to go there. (私は 行きたい そこに)
=> I want to read this book. (私は 読みたい この本を)


この [want to] は、助動詞などと同じで動詞の左側に配置されるので、[want to] という部分を後で付け足していくことはできません。[~したい] と表現したい場合 [want to 動詞] という塊でアウトプットするのが基本となります。

動詞の拡張については、こちらも参考にしてください。

www.colombiacolom.net

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3,[~して欲しい => want 人 to 動詞]

これは [want] の後に [~して欲しい人] を配置し、その後に [して欲しい事] を [to 動詞] で表現します

  • -主語の人が [~したい] 場合は [want to 動詞] で、
  • -主語の人が [誰かに ~して欲しい] 場合が [want 人 to 動詞] です。

[want] と [to] の間に [誰々] という人を入れることで、[誰々に~して欲しい] という形になります。

=> I want you to go there. (私は あなたに 行って欲しい そこに)
=> I want him to read this book. (私は 彼に 読んで欲しい この本を)

この英文は、動詞に関連が拡張している文です。


動詞に関連が2つの英文で [主語 動詞 動詞に関連1 動詞に関連2 +α]
=> I want you to go there. -(to go が動詞に関連2 で、there は +α)

これを使えるようにするには、英文に線を引くのが効果的です。
=> I want you to go there.
=> I want you /to go there.

そうすることで前の文 [~は して欲しい  誰々に] に、[to 動詞 (+α)] = [~を] という説明を付け加えていると考えます。

 


ただこれは練習の時に少し工夫を加えます。
=> I want you/ +to 動詞 ~  と線を引いた所で区切って英文の作成を試みると、前の部分は [私は して欲しい あなたに  ~] ではなく、[私は 欲しい あなたが] と考えることも可能なので、練習する場合は実際の線を少しずらして行います
=> I want you to/ 動詞 ~

その時、主語と [動詞に関連1] に当てはまる人を色々組み替えて配置できるように練習します。
=> Bob want her to/ +動詞  (ボブは して欲しい 彼に  / +~を)
=> She want Bob to/ +動詞 (彼女は して欲しい ボブに / +~を)

その部分の入れ替えを繰り返し行うことで、[(誰かに)して欲しい ~を] という英文を作りたいと思った時、その前の部分を瞬時にアウトプットできるようにします。それができれば後は、[して欲しい] 行動、動作を [動詞 (+α)] で表現するだけです。
練習を繰り返して、少し喰い気味の [to] までが引き出せるようになれば自然とスムーズに使えるようになるはずです。

日本語に注目して表現の幅を拡げる


この [want to] という表現は、日常会話の中で非常に便利に使えるので、さらに日本語に注目することで表現の幅を拡げていきます。

最初に注目する日本語は、[~したかった/~して欲しかった] です。

これは上の形を過去形にするだけです。

[~したかった] => [主語 wanted to 動詞  動詞に関連]
[~して欲しかった] => [主語 wanted 人 to 動詞  動詞に関連] 

[want] を [wanted] にすればいいだけなので簡単です。

=> I wanted to go there. (私は 行きたかった そこに)
=> I wanted you to go there. (私は あなたに 行って欲しかった そこに)


続いて注目する日本語は、[~したくない/~して欲しくない] です。

これは上の形を否定文にするだけです。(He/She の時は does)

[~したくない] => [主語 don't/doesn't want to 動詞  動詞に関連]
[~して欲しくない] => [主語 don't/doesn't want 人 to 動詞  動詞に関連] 

=> I don't want to go there. (私は 行きたくない そこに)
=> I don't want you to go there. (私は あなたに 行って欲しくない そこに)


そうすると、[~したくなかった/~して欲しくなかった] も頭に入れやすくなります。

これは否定文を過去形にした形で、[don't] を [didn't] に差し替えるだけです。

[~したくなかった] => [主語 didn't want to 動詞  動詞に関連]
[~して欲しくなかった] => [主語 didn't want 人 to 動詞  動詞に関連] 

=> I didn't want to go there. (私は 行きくなかった そこに)
=> I didn't want you to go here. (私は あなたに 行って欲しくなかった そこに)

最初から [英語を話すためには英語で考える] ことはハードルが高い作業です。身につけている日本語の感覚を利用することで、英語で表現できる幅を効率よく拡げていくことを考えましょう。

日本語に注目して欲しい理由はこちらにも書いてあるので、よかったらどうぞ。

www.colombiacolom.net

この4つの組み合わせを頭に入れることができたら、

~したい/~して欲しい
~したかった/~して欲しかった
~したくない/~して欲しくない
~したくなかった/~して欲しくなかった

もう少し補足して、

ただ~したいだけ/~して欲しいだけ
ただ~したかっただけ/~して欲しかっただけ
ただ~したくないだけ/~して欲しくないだけ
ただ~したくなかっただけ/~して欲しくなかっただけ

これは最初に説明した文の主語の後に、[just] を当てはめるだけです。
=> I just wanted to go there . (私は ただ行きたかっただけです そこに)
=> I just don't want to go there . (私は ただ行きたくないだけです そこに)
=> I just want you to go there . (私は ただあなたに 行ってほしいだけです そこに)
=> I just didn't want you to go there . (私は ただあなたに 行ってほしくなかっただけです そこに)

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この形はどういう場面でよく使われるのかを想定しておきましょう。

それは誰かに理由や意味を聞かれたが、

  •  1, その理由を説明できない時
  •  2, そもそも理由や意味などない時
  •  3, 説明するほどのことではない時
  •  4, 特に深い意味はないことを伝えたい時

日常会話の中では、何でそうしたのと聞かれても説明困難な場合は結構あります。そんな時にこの形が活躍します。使う場面を想定しながらインプットしていくことでアウトプットしやすい状態を作ります。

似た表現や日本語からの視点を上手く活用することで、記憶を紐づけて引き出しやすくすることが可能です。まず軸となるものを身につけ(ここで言えば want to)、それを中心に関連した表現を紐づけていきましょう。

[want to] より丁寧に [~したい] と表現するには?

[~したい] を表現するなら、まずこの [want to 動詞] を頭に入れますが、それを使いこなせるようになったら、もう少し丁寧な表現を使えるようにしていきます。

この [~したい] [want to 動詞] は非常に便利な表現なのですが、どんな場面でもを使うというわけにはいきません。初対面の人、お店での注文、上司や目上の人と対応するときなどは、日本語と同じでもう少し丁寧な言葉遣いが求められます。

その場合は [want to 動詞] ではなく、[would like to 動詞] が好まれます。

 

意味はもちろん [~したい] で、使い方はどちらも動詞の拡張なので動詞の前に置く点に変わりはありません。
=> I would like to go there. (私は 行きたい そこに)

この形は、頻繁に主語と [would] がくっついた省略形で利用されます。
=> I'd like to go there.
(発音をカタカナで表記すると、[アイドゥライクトゥ~] です)

勿論、[~して欲しい] と丁寧に尋ねる場合は以下で表現可能です。
=> I'd like you to go there. (私は あなたに 行って欲しい そこに)

日本語では [want to] と同じ表記になりますが、こちらの方がより丁寧な表現です。それ相応の言葉使いや丁寧さが求められる場面で使えるように覚えましょう。(丁寧な表現については時期は未定ですが、どこかで説明予定です)

丁寧さを簡単に表すと、
would like to > want to > wanna

(wanna は、want to を省略した形で友達/仲間同士の会話では頻繁に使わる表現です)

[want to/would like to] 以外で、~したいと表現できるもの

[want to][would like to] 以外でも [~したい/~して欲しい] と表現可能なのがあります。

1,[feel like +動詞ing/名詞] = (何となく)~したい/~したい気分
2,[be動詞 +dying to 動詞] = ~したくてたまらない
3,[Do me a favor.] = ちょっと頼みがあるんだけど


=> I feel like a beer. (ビールを一杯飲みたい気分だ)
=> I feel like taking a nap. (何となく  居眠りしたいな)
=> I don't feel like going out. (何となく 出かけたくないな)
=> I'm dying to sleep. (私は 眠たくてたまらない/死ぬほど眠い)
=> Do me a favor. (ちょっと頼みがあるんだけど)-これは少しくだけた頼み方です。

このような似た表現も一緒にインプットしていきましょう。


[want to] は比較的簡単に使えるようになる表現です。それを軸に似た表現を加えていくことで効果的に英語で表現できる幅を拡げていくことが可能です。自分で例文を作成して [日本語 => 英語] への変換速度を上げていきましょう。ここで取り上げた日本語から素早く英語表現を引き出せるように練習することが重要です。そういった積み重ねが、英語を話すための土台をあなたの中に形成していきます。