英語を話すコツを考える

英会話上達に悩む人のためのブログ

結構言われる [Don't be shy] 。どう対処するのが語学学習にはベターなのか?

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皆さんは、英会話スクールや英語のプライベートレッスンの最中に [Don't be shy!]と言われた経験はありませんか?私はオーストラリアで英会話学校に通っていた時(1か月)や、カナダで英語のプライベートレッスン(計16回)を受けていた時、英語教師から耳にタコができるくらい [Don't be shy!] と言われました。当時から今現在までこの発言について色々と疑問に思う部分があります。今回は英語のネイティブがよく使う [Don't be shy!] という言葉を掘り下げていくことで、英会話上達へのヒントを探ります。

[Don't be shy!] と言われる背景は?


英会話スクールの教師は、生徒に対して気軽に [Don't be shy!] と発言しているように感じます。

意味は、

恥ずかしがらずに
ためらわないで
心配せずに


彼等が使っている意味は、通常 [恥ずかしがらずに!] [ためらわないで!] のどちらかでしょうから、今回はそれで話を進めます。

日本社会で育つと、その場の雰囲気/空気を読んだり、相手を尊重するといった考え方の中で成長するので、多くの人の根底に自己主張しすぎないような意志があるように感じます。
海外では沈黙は金ではなく、黙っていると自らの意見/意志がないと判断されることが多く、自己主張することを概ね [是] とする社会と言えます。そのため外国の方から見た日本人の多くがシャイ(shy)に見えるのは仕方がないと思うので、彼等が気軽に [Don't be shy! (恥ずかしがらずに!/ためらわないで!)] と発言することは十分に理解できます。

[Don't be shy!] という発言への疑問?


日本の文化や、我々の気質を知らずに [Don't be shy!] と言うのであればその発言は理解できますが、日本での滞在が長い外国籍の英語教師がそういう発言をするのは疑問でしかありません。

私が昔、海外で [Don't be shy!] と度々言われた時の感想は、

恥ずかしいから話せないんじゃないんだよ!()
何かにためらってるから話せないんじゃないんだよ!()

英語の話し方がわからないから話せないんだってば!()


と怒りというよりむしろ激怒に近い感じで頭に来てました。

 


私は英語の勉強と練習を全くせずに英会話の授業に通ったり、英語のプライベートレッスンを受けた計画性のない人間でしたが、恥ずかしいから英語が話せないと思ったことはありません。勿論、何かにためらって英語が話せなかったわけでもありません

何も勉強せずに海外へ旅に出たので、空港で相手が何を言っているのか全く理解できず若干頭の中がパニックになりましたが、その時も恥ずかしいという感情はありませんでした。(ただその時は英語が話せないことにより、質問を躊躇したことはあります)


この発言に対して私が非常に疑問に思った(そして今も思う)のは、なぜ英語が話せないのを [shy] と決めつけるのかという点です。


恥ずかしくない、または何かにためらっているわけでもないのに何度も [恥ずかしがらずに!/ためたわずに!] と言われたら頭にきませんか?

私が彼等/彼女等に言いたいのは、

  •  英語/英会話の授業を受けに来ている理由を考えてくれ。
  •  勝手に [shy] と決めつけないでくれ。
  •  英語の話し方/英語上達のきっかけとなるようなことを教えてくれ。

私の海外での英会話学校、プライベートレッスンの様子と、そこで得た知見はこちらをどうぞ。

[Don't be shy!] と言われたら、それを語学学習にどう活かす?


残念なことですが、[Don't be shy!] と言ってきた相手に怒りをぶつけても意味はありません。それをどう英語学習に活かすのかというと、


誰かにそう言われたら、自分に対して憤怒しましょう


えっ?と思うかもしれませんが、怒りは時に強力なパワー/推進力を生みだします。

 

言われたワードを以下のように置き換えてください。

恥ずかしがらず/ためらわずに => 英語しゃべれないの
恥ずかしがらず/ためらわずに => まだ英語しゃべれないの
恥ずかしがらず/ためらわずに => もう英語しゃべれると思ったのに?と。


[Don't be shy! = 恥ずかしがらず/ためらわずに!] と言われて、

-[そうだよな~、恥ずかしがってちゃ(ためらってちゃ)駄目だよな~。]
-[よーし、恥ずかしい/ためらうのを克服しなきゃな。]
-[いやー、わかってるけど改善するの難しいんだよね~。]

と発想するだけでは、なかなか英語は話せるようにはならないと思います。怒りによって生じたはパワーは非常に強力です。昔の私のようにそう言われて相手に一時的にムカムカしたとしても、他人へ怒りを向けるのではなくあなた自身に怒りをぶつけてください。


では自身の何に怒りをぶつけるのか?

 

それは自身の技術の無さについてです。

 

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私が英語を話せなかったのは、恥ずかしがっていたからではなく、英語の話し方がわからず、それに必要な技術を身につけていなかったからです。

技術力がないと英語を話せるようにはなりません。英語を話す技術ということへの認識や理解が高まると、英語の勉強も効果的に行えます。

もし [Don't be shy!] と言われたら、英語を話す技術が全く身についていないと考え、もっと自分の英語を話す技術のなさに対して怒りをおぼえましょう。

語学学習への具体的な施策は?


まず何が英語を話す技術なのかですが、

英語を話す技術とは、

  •  1, 基本文に、的確な単語を当てはめる技術
  •  2, 必要に応じて、枠組みを拡張できる技術
  •  3, 足りない説明を、接着剤で補足できる技術


と上記の3つに分類することが可能です。

英語を話すということは、状況に応じ3つの技術を駆使して言いたいことをひねり出すことです。

基本文とは、

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は [主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it/たまに副詞(正確には動詞に関連するもの)-[目的語/補語] でも可
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には接着剤効果のあるもの)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていくこと] を意味しています。


基本文について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。


まず自分に何が足りていないのかを冷静に分析してみましょう。足りない部分をコツコツ埋めていくことが大事です。蓄積ですね。

動詞、形容詞、名詞、副詞の蓄積が足りないと、技術1に支障をきたします。
助動詞、完了形、副詞等の蓄積と理解が不十分だと、技術2に支障をきたします。
前置詞、不定詞、関係代名詞等の蓄積と理解が不十分だと、技術3に支障をきたします。

自己分析して、まず何のインプットが欠けているのかを認識します。もし動詞の蓄積がないと思えば動詞を、動詞のインプットは足りているけどアウトプットはまだ不十分と感じるなら記憶を引き出す練習を、動詞は問題ないと思うが英文を長くする技術が不足していると感じれば接着剤効果のあるものを、といった具合に何が足りていないのか具体的にしその部分を集中的に勉強/練習していきます。

語学学習において大事なのはインプットの作業だけでなくアウトプットのための練習を積み重ねることです。そこを連動させていきましょう。

具体的な英語を話す技術の向上のさせ方は、こちらをどうぞ。

www.colombiacolom.net

全てが足りていないと感じる場合は、動詞から積み上げていくことをお勧めします。

動詞を優先してほしい理由は、こちらを参考にしてください。

www.colombiacolom.net


また誰かに英語を教えてもらおうという姿勢は、英会話上達への妨げにしかならないので捨ててください。
それについては、こちらを参考にしてください。


スラムダンク(単行本25巻)でこんなシーンがあります。

全国大会2回戦で王者山王高校との対戦前夜、山王選手の特徴的なプレーを集めた映像を選手に観せた後、監督の安西先生がこう言います。

全国制覇を成し遂げたいのなら、もはや何が起きようと揺らぐことのない断固たる決意が必要なんだ!!

英語が話せないことで悩んでいるのなら、今こそ断固たる決意を発揮すべき時ではないでしょうか。少しずつでも良いので毎日積み上げる決意を! ローマは1日にしてならずです。