日本語の [つながる] は、日常会話において頻繁に利用される動詞ですね。それは英語でも同じで、英語で [つながる] は動詞 [connect] などで表現可能す。この [connect] は [つながる] の他に、[つなげる, つなぐ, 接続する] 等、関連した表現にも対応可能です。今回は動詞 [connect] に注目することで、[つながる] に連なる英語表現を増加させていきます。
動詞 [connect] の中心となる意味は?
日本語の [つながる] に対して、英語で中心となるのは動詞 [connect] です。
[つながる] を大まかに2つに分けて英語を攻略していきます。
- 物がつながる/物をつなげる
- 人とつながる/人とのつながり
何をつなげるのか、何がつながるのか等、英語の感覚と日本語の感覚を上手くすり合わせていくことで効果的なインプットを目指します。
[connect] の [つながる] で英語の何を表現できるのか?
[connect] の [つながる] に関連する英語表現は結構あります。
まず、物がつながる/物をつなげる部分に注目します。
=> This road connects the two cities. (この道はつながっている その2つの都市に)
=> This freeway connects Tokyo and Saitama. (この高速道路はつながっている/結んでいる 東京と埼玉を)
=> This line connects with Saikyo line at Shibuya. (この線は接続する 埼京線に 渋谷で)
=> This bus doesn't connect with train. (このバスは 乗り換え接続がない 電車と)
=> This train connects with the express for Nagoya. (この電車は接続する 名古屋行の急行に)
=> Is there any connecting fright? (連絡する便{飛行機}はありますか?)
=> There is a connecting train between the airport and the city. (電車との接続があります 空港とその都市の間で)
[There is ~] の英文で使われている [connecting] は形容詞ですが、[connetcting bus/train/fright] で名詞の塊として覚えると便利です。
=> Operator , please connect me with room 816. (交換手ですか つないでください 部屋番号816へ)
=> Bob connected the cord to the machine. (ボブはつなげた そのコードを 機械に)
=> I connected a scanner to my computer. (私はつなげた スキャナーを コンピューターに)
=> He connected his PC to the Internet. (彼はつなげた PCを インターネットへ)
軸となるのは、
- つながる どこどこと = 主語 connect 動詞に関連
- つなげる ~を ~と = 主語 connect 動詞に関連 to/with 名詞
日本語で考えれば [つながる, 結合する, 接続する, つなげる, 結ぶ] 等ですね。
その他に [関連付ける/結びつけて考える] という表現も可能です。
=> At first, police didn't connect her with the crime. (当初、警察は関連付けていなかった 彼女を その犯罪と)
=> Many people connect Brazil with football. (多くの人は連想する ブラジルといえばサッカーを)
[つながる] に似た意味を紐づけしておくことで、[つながる] 関連は [connect] で何とかなるな~と考えられるようにしましょう。
英文を単純に考えれば以下のようになっていて、動詞は常に主語の後に配置されます。
=> [主語][動詞][動詞に関連するもの(目的語/補語)] ~ (接着剤 + 補足) という配列に通常なっています。
3つの要素 [主語][動詞][動詞に関連] は単独だったりルールの範囲内で長くなったり、
[接着剤+補足] はなかったり複数使われたりすることで英文は形成されます。
詳しくは、こちらを読んでください。
人との繋がりも動詞 [connect = つながる] で英語にできる?
英語の動詞 [connect] は、物がつながるだけでなく、人とつながる/人とのつながりも表現可能です。
よくよく考えてみれば、我々も [コネがある][コネで~する] 等、コネという言葉を普通に日常会話で使っていますね。これは動詞 [connect] か、名詞 [connection] から来たものと思われるので理解しやすいはずです。
軸となるのは、
- つながりがある/縁戚関係がある 誰々/何々と = 主語 be connected with 誰々/何々.
=> Bob is connected with the Ryan (by marriage). (ボブは 縁戚関係です ライアン家と {結婚によって})
=> Sarah is well connected. (サラには 強力な/太いコネがある)
=> James is connected with the company. (ジェイムズは 取引がある その会社と =勤めているの場合も有)
=> The organization is not connected with us. (その団体はつながり/関係がない 我々とは)
また動詞 [connect] だけでなく、名詞 [connection] を使って、人の繋がりを表現することも可能です。
=> James has connections with the mafia. (ジェイムズは つながっている そのマフィアと)
ただここで注意が必要なのは、この [connect] が英語で表現するのは繋がりがあるってことだけです。仲良くやっている、上手くいっているといった意味合いはありません。
それらは、動詞 [get] を用いた英熟語(句動詞)などで表現します。
=> I get along (well) with Sarah. (私は{とても}上手やっている サラと)
=> Bob get along with his boss. (ボブは上手くやっている 上司と)
=> Bob and his brother don't get along. (ボブは弟と仲が悪い)
get along (well) with = (とても)上手くやる/仲良くやる
(get on with でも同じ意味で使えます。こちらは主に進行形で利用)
動詞 [get] については、こちらにもあるのでどうぞ。
英語 [connect] の反対の意味の動詞は?
動詞 [connect] で [つながる, つながり] などについてインプットしたなら、ついでにその対となる動詞もセットで頭に入れてしまいましょう。
[connect] の対となる動詞は [disconnect] で、意味は [切断する, 電話を切る, (プラグ等を)抜く] 等となります。
dis + connect => disconnect となっています。
=> I disconnected the wire. (私は切断した そのワイヤーを)
=> I disconnected a phone. (私は切った 電話を)
=> He disconnected a plug. (彼は抜いた プラグを)
電話を切るは、他にも [get off the phone][put phone down] 等、色々な形で表現可能です。
動詞 [connect] から名詞 [connection]、反対の意味の動詞 [disconnect] と、英語の繋がりを意識しながら英単語を増やすだけでなく、日本語の部分にも注目することで、自身が表現できる幅を拡げていきましょう。多くの日本語の集合体 =>1つの動詞という形で頭の中に入れておくとより記憶を引き出しやすくなります。
英語において動詞がなぜ重要なのかは、こちらを参考にしてください。
自分でコントロールできる動詞を増やせば増やすだけ、英語を話すことに近づいていきます。それは比較的簡単な英単語であっても確実な一歩と言えます。コツコツと動詞を積み上げていきましょう。