英語を話すコツを考える。

日本語の発想を活かす

日本語の [(人間関係が)上手くいく] や、[仲がいい/仲が悪い] などは英語でどう表現する?

あとで読む

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、そして会社と、常に切り離すことができない人間関係。いついかなる時もそれを円滑にこなしたり、上手くやるのは難しいですが、なるべく上手くやる(または仲良くする)ことで、ストレスを軽減することは可能ですね。

今回は、その人間関係についての英語表現を、英単語、英熟語(句動詞)から探っていきます。

英単語をインプットする必要性とは?


英語を話すためには、英単語のインプットが欠かせません。

それがないと大抵、以下のようになります。(昔の私です)


英単語の蓄積がないとアウトプットはできません。これを理解することが最初のスタートと言えるかもしれません。勿論、英単語を蓄積するだけ英語がペラペラに話せるようになるわけではありませんが、英単語を積み重ねていくことで徐々に変化が表れてきます。

もし昔に戻って英単語を積み重ねるならどうする?という発想で、英単語習得について考えてみます。

[上手くやる][仲良くする] を英語で表現するなら?

 

Bobシニア ,,,,,,, 今の私
Bobジュニア ,,,, 昔の私(好きな言葉は明日から)

 

あのさ~、英単語を増やすやつの Part4 やってくれない?

 

今回もジュニアの希望は、なるべく簡単なやつだよね(笑)

 

勿論。

 

じゃあ日本語の [(人間関係が/を) 上手くいく/やる] [仲良くする, 仲がいい] って英語でどう表現するかわかる?

 

いや、全然わからないけど?


日本語の [(人間関係が/を) 上手くいく/やる] [仲良くする/している, 仲がいい] に対応するのは、

=> get   along   (well)   with
=> get   on   (well)   with 
=> be   close   with
=> be   on   good   terms   with


副詞の [well (かなり, とても)] を組み合わせて使うことで、上手くいっていることをより強調する感じだね。この表現は、日本語の [(上手く) 折り合いをつける/つけている] という意味でも使用可。日本語から表現可能な幅を広げるクセをつけるとアウトプットにも好影響だよ。

例文で見てみると、
=> Bob   get   along   with   his   boss. (ボブは上手くやっている 彼の上司と)
=> Bob   get   along   well   with   Sam. (ボブは非常に仲良くしている サムと)
=> Ann   get   on   well   with   her   sister. (アンはとても仲良くしている 妹と)
=> Sarah   is   really   close   with   Bob. (サラはとても仲がいい ボブと)
=> I'm   on   a   good   terms   with   Bob. (私は仲良くしている/仲がいい ボブと)

 


ある一定の期間上手く付き合っているとは異なり、[(初対面などで) 意気投合する] 場合は、

=> click
=> get   good   vibes


この [get  good  vibes] は、他に [良い印象を受ける/感じる] という意味でも使えるね。

=> Bob   and   I   clicked   when   we   met   at   the   party   2weeks   ago. (ボブと私は意気投合した パーティで会った時に 2週間前)
=> Sarah   got   good   vibes   from   Bob. (サラは意気投合した/ウマが合った/良い印象を受けた ボブと/に)


動詞 [get] は多彩な表現が可能だね。[get] で可能な表現については、こっちにもあるので読んでね。

www.colombiacolom.net

 

人間関係についてなら、上手くいかない場合も知りたいな。仲が悪いはどう英語で表現するわけ?

[仲が悪い] は [上手くやる, 仲良くする, 仲がいい] を応用して、[not  get  along  (with)]、[be  on  bad  terms  (with)] かな。勿論 [上手くいっていない] って意味でも可。

=> Bob   and   his   brother   don't   get   along. (ボブと彼の兄は上手くいっていない/仲が悪い)
=> Bob   doesn't   get   along   with   his   boss. (ボブは上手くやれていない 彼の上司と)
=> Sam   is   on   bad   terms   with   Ken. (サムは仲が悪い ケンと)

 

上手くいってたけど、ちょっと仲が上手くいかなくなることってあるよね? そういう場合はどうやって表現するの?

それは [(人間関係が) ギクシャクする] ってことだよね。その場合は [strained  =  緊張した/緊迫した] って形容詞(形容詞的なもの)を活用して、[be  in  a  strained  relationship  (with)] が簡単かな。

=> Bob   is   in   a   strained   relationship   with   his   boss   recently. (ボブはギクシャクしている 上司と 最近)

 

あと、仲違いする, 仲間割れするは、どうやって表現するわけ?

その場合は、英熟語(句動詞)の [fall  out  (= have  a  falling  out)] かな。友達/恋人との関係が破たんする場合は [break  off/up] で表現可能だね。

=> Bob   had   a   falling   out   with   them. (ボブは仲違い/仲間割れした 彼らと)
=> Ann   broke   off/up   with   Sam   3months   ago. (アンは別れた サムと 三か月前に)

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人間関係は、上手くいく場合もあれば、いかない場合もあるので両方をセットで覚えるのは効果的だね。身近にある英単語を一つ増やしたら、似た表現から横に展開していくと記憶を紐づけしやすいのでお勧めだよ。

なるほど横にね。こうやって考えてみると割とあるもんね。

優先するのは動詞なの?


英語を話す近道は、動詞を優先して覚えていくことと思います。英文を構成する上で、[主語][動詞][動詞に関連するもの(目的語/補語)] という流れは絶対です。

英文は配列順を厳守する言語なので、まずどの動詞にするのかを自身で決定することが英文作成には重要になってきます。動詞を決めることで他も決まるという感覚です。


動詞が最も重要な点については、こちらも参考にしてください。

www.colombiacolom.net


単純に以下の中に、動詞を当てはめると考えてもいいです。

 
=> [主語 動詞 動詞に関連するもの(目的語/補語) ~ (接着剤 説明)] 


三つの要素 [主語][動詞][動詞に関連] は単独だったりルールの範囲内で長くなったり、[接着剤+補足] はなかったり複数使われたりすることで英文は形成されます。

詳しくは、こちらを読んでください。


勿論、動詞からじゃなくても何ら問題はありません。自分の身近にある表現を増やしていくことをお勧めします。継続することが大事です。

参考文献。


ローマは一日にしてならずです。