英語を話すコツを考える。

日本語の発想を活かす

シドニー空港からタクシーに乗ったらちょっとビビった

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海外で上手にタクシーを使いこなせると旅は一段と快適さを増します。

特に空港から都市の中心部へ、ホテルから空港へ向かう場合に非常に効果を発揮します。ただ海外では何か怪しいなと感じた運転手を上手に回避していく必要があります。バックパッカー時代のタクシー利用時の失敗と、その失敗から学んだ注意点をお伝えしたいと思います。

海外の空港で怪しいタクシー運転手に声をかけられたら?


オーストラリアのシドニー空港に16時に到着したのに、色々と怪しまれて外に出た時には時計は20時を回っていました。無駄に体力と労力を使ってどっと疲れが...


当初は予約してある宿までお金を節約してバスで行こうと考えていたのですが、さすがに暗いし疲れていたので、空港から直接タクシーで行くことにしました。

タクシー乗り場がどこにあるか空港の人に聞いたら、彼等が何を言っているのか全くわからず、この人達が今話しているのは、いったい何語なんだ!って思いましたね。

 

英語には全く聞こえず、絶望感 Max !!


そもそもよく前回の所で会話が成立したなと、今でも思います。(会話というより意思の疎通ですかね )

 

海外で相手の言っていることがわからない時の頼りは?


言われたことが全く理解できないので、ジェスチャーで指示された方面に向かって歩いていくと、点灯しているタクシーのマークが!!(ヨッシャー)

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やっぱり絵で表示してあるのって最高と思いながらタクシーを待っていると、少し離れた所から髭のおじさんが来て話しかけてきました。

 

-「 おい坊主、どこまで行くんだ? 」と聞くので宿の住所を見せたら

-「 30ドルでいいぞ、どうだ? 」と。

 

空港からタクシーに乗った場合、宿の住所までの相場が全くわからないので、その30ドルが高いのか安いのか全く想像できません。

風貌が怪しいのとふっかけてきてるように感じたので、毅然とした態度で「No」と断ってタクシーを待つことにしました。(勿論、この時もおじさんの英語がさっぱりわからないのでジェスチャーで大筋を理解しただけです)

 

しかーし、こういう時に限って待てども待てどもタクシー来ないんですよね~。

 

来ないな~とイライラしながら待っていると、またさっきの髭おじさんがやって来て、

-「20ドルでいいから来い」って強引にガーガー言うから、乗るかどうかは後にしてとりあえず荷物もって着いていくと、

大きめのワゴンが停めてあり、後ろが開いていて片側に4、5人ずつくらい座れる作りになっていました。すでに片側に4人、もう片側に2人の6人が座っていました。全員、現地の人っぽかったので [まあ、これなら安全かも] と考え、おじさんに早く乗れって再度促され結局乗ることにしました。

おじさんはちゃんと許可取ってるのかね~などと考えつつも、初めて見るシドニーの夜の町並みをボケ~っと眺めていると、4人家族が空港から近くの大きなホテル前で降りて、他の2人ももう少しいった所で降りたのでおじさんと2人きりに。

 

これは、もしやピンチなのでは ..................

 

タクシーに乗って20分くらいたつとだいぶ人気のない場所に入ってきて、さらにずんずん進むので大丈夫か不安になってきたその時--、

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おじさん信号待ちのタイミングで、ガバッと勢いよく後ろを振り返ってきたー!!

 
-「やべ~、来たか、これはーー!!(何も武器がねー)

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と思ったら、-「もう1回、住所見せろ。」だって。
ふ~焦らせるなよ~、おじさーん。 

 

住所をもう1回見せてさらに10分くらい進んで、おじさんはなかなか宿が見つからないとぶつぶつ文句言いながら宿を探してくれて無事に到着しました。おじさんに20ドル払い宿へ。

 

おじさん疑ってごめんね。お互い様だけど、やっぱり髭は剃ろうねと感じた夜でした(笑)

 

ちなみに行く前に泊まる宿を決めていたのは、たまたまです。

飛行機のチケットを買いに行った時、担当してくれた方が偶然にも元バックパッカーの方で、その方がアメリカから下ってコスタリカまで行った体験談、ユースホステルの存在や宿の予約の仕方等を教えてくれたからです。

 

タクシー運転手が怪しいと感じたらどうするべきか?


重要なのは安全に目的地につくことですから、自身の五感を信じて何か怪しいなと感じたら他のタクシーにするか、別の手段で移動するということを考えましょう。感覚を研ぎ澄ませておくことは非常に大事です。私は旅や英語については全く計画性なく行動しましたが、危機察知については結構意識して行動してました。

 

空港からタクシーに乗る場合、タクシー乗り場に行く前に、空港の案内所で、宿の相場と、ここから都市の中心部までのタクシーの相場を聞くのがお勧めです。

 

カナダ、オーストラリアではほとんどなかったのですが、中南米/南米では正規のタクシーでも、こちらの顔を見て頻繁に1,5 から 2倍の値段を吹っかけてきます

片言でも少し現地の言葉が話せるなら、-「この値段なら乗るけど ?」と交渉してタクシーに乗りましょう。焦らなければ大丈夫です。

知っている感を出しつつ、デカい態度をし過ぎない感じが理想かなと思います。笑顔でいきましょう。何度か経験すればすぐに慣れて気持ちに余裕も出てきます。

 

また基本的に流しのタクシーは利用せず、ホテルからタクシーを使う場合は、ホテルの人にタクシーを呼んでもらいましょう。


料金はバス等に比べれば割高になりますが、現地の言葉が話せない場合や旅に慣れていないならタクシーを使うのがお勧めです。私はそこそこ旅に慣れていますが空港からはタクシーを利用します。でも [あ~何かこの人、嫌だな] と感じたら他のタクシーに乗ります。海外の旅/旅行ではそういった感覚を大事に行動しましょう。