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日本語の発想を活かす

ドミトリーを海外で利用する時、注意/警戒するのには大きな意味がある

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皆さんはドミトリーって聞いてどんなイメージを持ちますか?海外を旅するバックパッカーは、お金を節約したい場合にドミトリーを利用します。

これから海外を旅してみたいと思っている人のために、元バックパッカーの私が考えるドミトリーを利用する場合の心構えと、注意点などを説明したいと思います。

バックパッカーがよく利用するドミトリーとは?

支出をできるだけ抑えたいバックパッカーが好んで利用する宿泊施設に、ドミトリーがあります。正確に言えば、それはバックパッカーズホステル、またはユースホステルの中の1部屋を2~6人くらいが利用できる作りになっている安い部屋のことです。(一人部屋より安く使えます)

だいたいこんな感じの部屋をイメージしていただければ。

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もちろんお金に余裕があれば、1人部屋を利用したいのですが、多くの場所を見て回る事を主眼に置いた場合、自然に移動費、食費、滞在費を節約することを考えます。

  • 移動費は、飛行機 => LCC => 長距離移動バス、
  • 食費は、高い食事を避ける => 回数を減らす、
  • 滞在費は、高い宿 => 安い宿 => 安い部屋、という発想の流れです。

海外のバックパッカーズホステル、ユースホステルを利用する人は、多くがバックパッカーで、一部、中・長期滞在者というのが一般的な気がします。

海外でドミトリーに泊まる場合に注意したい点は?

一つ目は、夜・深夜に部屋を探さないということです。知らない土地で、夜・深夜に外を動き回るのは得策ではありません。アホな私でも、夜、深夜に、宿を探すことは、安全を考慮して避けていました。夜に移動すると危険の度合いがかなり増すので、リスクを減らすのためにも部屋は昼までに決めるようにしましょう

 

もちろんそのためには、夜に新しい場所に到着することを避けるということです。到着時間を計算して、なるべく夜に到着しない工夫をすることが大事になってきます。夜遅くに宿に着くと他のデメリットもあって、それは足元を見られる事がある点です。例えば私の場合は、オーストラリアで一度利用したことのある宿に、ニュージーランドから戻ってきた日の夜に部屋を頼みに行ったら4人部屋を案内されたのですが、4つのベッドが全て埋まっていました。

 

[えっ、満杯じゃん?] と聞いたら、一つのベッドの下から、

 

[エクストラベッドだ!] とか言って汚いベッドを出してドヤ顔されました

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いや~、最初は言っている意味が理解できず、ポカーンとしてしまいました。

 

その時のおやっさんのドヤ顔と、ベッドの下からもう一つ汚いベッドが出てきたシュールな絵を想像してみてください。これは、今、思い出しても笑えます。

 

でももちろん今ならという条件付きですが!

この時はかなり疲れていて余裕など全くなかったので、激怒ですね、激怒!!!


エクストラベッドとか言ってんじゃないよ、ホントに!!


ホント頭にきて [他のホテル探すから!] と伝えると、慌てて空いていた二人部屋を同じ料金で提供しくれました。海外ではたまにこういう事態に直面します。こういったやり取りは無駄なストレスを増やすだけなので、ストレス軽減のためにも、移動先に夜に到着しないように行動することをお勧めします。


二つ目の注意点は、貴重品を肌身離さず常に携帯しておくということです。

全ての人が悪い行動をとるわけではありませんが、どんな人がいるかわかりませんので、基本誰も信用しないという考えで行動すべきです。日本とは違って、失った物は帰ってきません、物がなくなった後に泣き叫んでも、その時には手遅れです。中でも、現金、クレジットカード、パスポートは、絶対になくさないように注意する必要があります。部屋のバックパックに貴重品を置いたまま移動するのはトイレであってもご法度くらいの感覚を持ちましょう。

私は財布は長財布ではなく折り畳みの財布にして、必ずズボンの前に入れるようにして、パスポートにはカバーを付けて、そこにクレジットカードと保険証書を入れ、ジーンズの後ろのポケットの内側に旅行前に取りつけておいたポケットに入れて、そのズボンを穿いて寝てました。

大抵部屋にはロッカーがあるのですが、それを利用することを私はあまりお勧めしません。理由はロッカーの意味を成していないものがたまにあるからです。私は初めて海外で泊まったユースホステルでロッカーを使おうと設置されていた横長のロッカーをいじっていたら、上がパカッと取れました...............(取り外し可能な感じです)

気がつかずそれを使っていたらと思うとゾッとします。

小さなカバンに入れておいて、話しに夢中になっていて、気がついたらカバンごとなくなっていたとか、大きなカバンの奥の方に入れておいたのに、朝起きたらお金がなくなっていたという事例は残念ですがいくらでもあります。


もう1つ忘れてはならないのは、シャワーを浴びる時です。

もちろんこの時も貴重品は携帯していきます。濡らしたくないので、私は少し大きめのジップロックにいれて、さらにビニール袋に入れて水濡れを防いでいました。

ドミトリーに泊まる場合は、用心にも用心を重ねましょう。備えあれば憂いなしです。

ドミトリーを使う意味と利用時の対応?


そもそもエキストラベッド出されて激怒ってと思う方もいるかもしれませんが、海外で不当な扱いを受けた場合は怒りを露わにしましょう。もちろんそれはいつも怒りを表すということではなく、舐めた態度をされたら、ふざけるなという意思表示をするべきだということです。このくらいの意思表示を態度で示しましょう。

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海外ではある程度、自己主張する必要があります

日本のような自己主張し過ぎず相手を立てるというような文化を持つ国は、基本無いと考えておく方が無難です。海外の多くの文化圏では、自己主張することを是とする所が大半です。郷に入っては郷に従う必要があると考えて行動しましょう。

安さに引かれてドミトリーを利用するわけですが、扱いが酷い/不当な扱いを受けたと感じたら違う安いホテルを探しましょう。値段が安く対応が丁寧な宿は探せば沢山あります。

こうやってドミトリーに泊まる時の注意点を目にすると、ドミトリーに泊まるのは、値段が安いという点以外に大きなメリットはないということなのでしょうか?

私は値段が安いこと以外にもメリットはあると考えています。それは、知らない外国の方と気軽に知り合えるという点です。私はオーストラリアにいた時、同じ部屋のドイツ人、オランダ人と仲良くなって何度か一緒に遊びに行きました。英語が話せなかったので、円滑なコミュニケーションだったとは言えませんが、同部屋だったからこそ気軽に知り合って意気投合できたのだと思っています。

そういった経験はドミトリー特有のものだと思います。ドミトリーは上手に活用すれば、値段以外のメリットも享受できる可能性があります。上手に活用して旅をより良いものにしてください。