英語を話すコツを考える

英会話上達に悩む人のためのブログ

英語の勉強の仕方を思案する1-英語の仕組みと言語間の違い?

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私は英語が話せなかった頃、[英語を効率よく向上させる方法はないのか?] そんな事ばかり考えていたので、海外で知り合った英語の話せる友達数人に [英語を話すためには何を勉強したらいい?] と聞いてみました。

その時の回答は、だいたい [英単語かな、あと発音、アクセントなんかじゃない] といったものでした。それを聞いて私のモヤモヤは結局解消されたのかというと、全く解消されませんでした。

確かに彼等が言っていることはその通りなんですが、その時の私が教えてほしかったのは、そういった一般的なことではなく、もっとこう [経験者だから知っている最短距離を行く方法] のようなものでした。英語が上達していく過程では、そういった方法論をなかなか手に入れることはできなかったのですが、今ならある程度、英会話の勉強法を明示できるのではと思うので、それを昔の私をモデルにして伝えてみたいと思います。


効果的な英会話の勉強法とは?

英語が話せなかった頃の自分に、もし英会話の勉強法を説明するならどうするかを会話形式で考えます。

Bobシニア ,,,,, 今の私
Bobジュニア ,,,,, 英語が全く話せなかった頃の私

シニアから見て、俺が英語を話せない原因は何だと思う?

そりゃ本気で英語の勉強しないからだよ。

いやーそれは一旦脇に置いて、俺が本気で英語の勉強をすると仮定して話しを始めてよ。一応中学、高校で6年も英語の勉強して英語が話せないわけだから、そこにはないアプローチの方法を教えてよ。

経験者だから知っている最短距離を行く方法みたいな感じ?

そうそう。それだよ、それ。


英語の仕組みと、言語間に横たわる違いとは?

英語を勉強するにあたって重要なのは、最初に英語の仕組みを自分なりに理解することかな。その時に注意深く日本語との違いを意識していくことで、それを英会話の上達に活かせると思うよ。ジュニアは英語と日本語の1番大きな違いはどこにあると考えてる?

1番大きな違いは文法なんじゃないの?

そもそもジュニアが言っている文法って、特に何を指しているの?

それは文の並びが英語と日本語では違っているっていう部分だよ。

確かに英語と日本語では文の並びに違いがあるよね。ジュニアが考える文の並びの違いを簡単に説明してくれない?

英語では主語が動詞の次に来るってやつだよ。日本語では動詞は最後でしょ。

なるほど。ジュニアはそれを知っているのに自分の英語が上達しないのは何が原因だと思う?

いやわからん。何でなの?

知るべきなのは、文の配列が違うという部分も含めた英語と日本語の間にある文を構成する発想の違いだと思うよ。日本語について考えてみると、日本語って配列順に対して非常に緩い言語なんだよ。

次の日本語の文を見比べて。

1, (私は) 昨日、友達と一緒に、お寿司を食べた
2, (私は) 友達と一緒に、昨日、寿司を食べたよ
3, (私は) 寿司を、昨日、友達と一緒に食べたんだ
4, (俺) 昨日さ~、寿司(を)食べたんだよね~、友達と。

この日本語を見て特に違和感を感じたりしないでしょ?日本語はこのように話し言葉で、動詞(濃い青)と、目的語/補語(青)の配置に特に注意を払わなくても問題なく意味の通じる文を作成できるんだよね。

ジュニアが言ったように日本語では動詞が最後に来るのが文法上の正しい位置だけど、日本語は話し言葉においては、動詞の位置がそこになくても全く問題が生じない言語なんだよ。それに対して英語はこの配列順に厳格で、話し言葉においても配列を厳守する言語なんだ。

ん~、それホントなの?英語の文って無茶苦茶長いやつあるけど、それは違うんじゃないの?

それは以下のような感じの長い英文の事と考えていい?


=> 1,This book I bought yesterday is interesting.
=> 2,Bob and his friends are going to drive to Nagoya at the weekend.
=> 3,It's dangerous that you think the area is not dangerous just because you have not been into trouble yet.

=> 1,この本 私が昨日買ったものは 面白い
=> 2,ボブと彼の友達は ドライブに行く予定 名古屋へ 週末に
=> 3,危険ですよ 考えるのは その地域が危険ではないと あなたがまだトラブルにあっていないというだけで

そうそう、そういう長文。

こういった英語の長文を理解するには、枠組み、拡張、集約という視点を利用すると良いと思う。 英語は基本的に4つの枠組み(主語、動詞、目的語/補語、接着剤+説明)で構成されていて、状況に応じてそれら個々の枠組みが拡張することで意味を補っていく。(1つが拡張するだけでなく複数が拡張可能)

上の英文の基盤となっているのは、
=> 1,This book is interesting
=> 2,Bob drive to Nagoya
=> 3,It's dangerous

[主語-動詞-目的語/補語] という部分です。
もちろんこれだけだと言いたいことを表現できないので、拡張と接着剤+説明を利用して説明を補足しています

=> 1,This book +(that) I bought yesterday is interesting. (主語が関係代名詞で拡張)
=> 2,Bob +and his friends +are going to drive to Nagoya +at the weekend. (主語が接着剤and+説明、動詞が be going to で拡張し、最後に接着剤at+説明で補足)
=> 3,It's dangerous +that you think the area is not dangerous +just because you have not been into trouble yet. (目的語/補語の部分を接着剤that+説明、接着剤just because+説明で更に補足)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていく] ことを意味しています。
接着剤とは、接着剤効果のあるもの [前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞など)の総称です。

=> 1,[主語 (+that 説明)  動詞  目的語/補語] 
=> 2,[主語 (+and 説明) (+be going to) 動詞  目的語/補語]
=> 3,[主語  動詞  目的語/補語] (+that 説明) (+just  because 説明)

拡張と接着剤+説明で説明を補足することで、英文が長くなるんだ。

でもさ~、何で一々集約してみたわけ?

そうすることで英文の構成の仕方と、配列順を理解してほしいからだよ。集約したらこの英文 [This book is interesteing.] と、最初の拡張した英文を比べてみて。

=> This book is interesting. (単純化した英文)
=> This book +(that) I bought yesterday is interesting.

長い英文も紐解いてみると、基本的に [主語-動詞-目的語/補語] という配列順になっているんだ。拡張や接着剤+説明で英文自体は長くなったとしても、[主語-動詞-目的語/補語] の配列順は厳守されているのが英語という言語なんだ。(もちろん若干例外もある)

重要なのは、英語は話し言葉においてもこの配列は厳守されるって点。日本語のようにどれをどこに置いても何とかなるということは英語ではないって事。


個々の枠組みの拡張

あのさ~、拡張とやらがまだ理解できてないんだが?

英語の基盤となるのが [主語 動詞 目的語/補語] というのはいいよね?

ああ、それは理解したよ。

でも当然それだけでは意味が伝えられない場面が出てくるよね。その時の説明する要素を、細分化し過ぎず分類わけをしたのが4つの枠組みで、拡張と接着剤+説明で補足していくって感じかな。

  • -主語の拡張,,, 動名詞, 不定詞, 前置詞/関係代名詞/接続詞+説明等で主語を補足。
  • -動詞の拡張,,, 助動詞, 助動詞相当のもの, 動名詞, 不定詞等で動詞を補足。
  • -目的語/補語の拡張,,, それが1つではなく2つ必要な場合の事 (2つ目には名詞, 動詞の原形/進行形, 形容詞/過去分詞, 過去分詞, 形容詞/動詞 などが配置される)。
  • -接着剤+説明の利用,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞+説明で、文(または目的語/補語)を補足する事。

こうやって考えることで、例えば不定詞を勉強するときに、それがどこを補ってくれるものなのかが視覚的にわかりやくなるって点が重要だね。ここに付け足せばこういう意味を補足できるって事をイメージしやすくなるからね。

英語の仕組みを自分なりに簡素化したかったので、英語の基盤を [主語-動詞-目的語/補語] と考え、それで説明が足りない場合、拡張と接着剤を利用して補足していくのが英語という言語と考えています。

動詞の拡張と、接着剤の利用についてはこちらに詳しく書いてあるのでどうぞ。

www.colombiacolom.net

www.colombiacolom.net

(補足:形容詞、副詞でも説明を補足できますが、どこに組み込むか色々と考えられるのでここでは省いています)

前の3つの枠組み(主語、動詞、目的語/補語)が英語の基盤を形成し、最後の1つ(接着剤+説明)は独立したものと考えるほうがわかりやすいと思うよ。(次回もう少し詳しく説明します)

だから英語を話すためには [主語-動詞-目的語/補語] を配列を崩さずに作成することをまず目指せばいいってことだね。どう勉強する気になった?

まぁ明日からやるよ。

これはやらないパターンだな。(笑)


この枠組み、拡張、接着剤+説明で英語の仕組みを考えるようになって英文を理解しやすくなりました。話し言葉においても英語では配列順を厳守するので、英語は日本語よりシステマチックなものと考えて勉強していきましょう。