日本語で [休む] というと、業務中に休む休憩や、仕事や会社を休む、休暇を取るなどの他に、さぼる/サボる、ズル休みするなど、あまりよろしくないない場合の休むもありますね。英語でも状況に適した休むの表現がいくつか存在しています。今回は、[休む] に関連した表現を探ります。
英語を話したいなら英単語を積み上げよう?
英語を話すためには、英単語のインプットが欠かせません。
それがないと大抵、以下のようになります。(昔の私です)
英語を話すためには英単語の蓄積が欠かせないと聞くと、ガックリきたり面倒と感じるかもしれませんが、それは一つの絶対的な真理です。インプットがないと残念ながらアウトプットはできません。面倒でも少しずつ英単語を積み上げていきましょう。
もし昔に戻って英単語を積み重ねるならどうする?という発想で、英単語習得について考えてみます。
[さぼる/サボる][ズル休みする] を英語で表現するなら?
Bobシニア ,,,,,,, 今の私
Bobジュニア ,,,, 昔の私(好きな言葉は明日から)
あのさ~、英単語を増やすやつの Part6 やってくれない?
今回もジュニアの希望は、なるべく簡単なやつだよね(笑)
勿論。
じゃあ日本語の [さぼる/サボる] [ズル休みする] って英語でどう表現するかわかる?
いや、全然わからないけど?
まず [さぼる/サボる] から。日本語の [さぼる/サボる] に対応するのは、
=> goof off
=> be idle (at/during)
この [さぼる/サボる] は業務/仕事中や授業中などにさぼるという意味なので、ズル休みや欠席したりする場合には使われないのに注意ね。[サボる/怠ける] という意味だね。
例文でみてみると、
=> Bob is always goofing off. (ボブはいつも{仕事中/授業中に}さぼっている)
=> Sam was idle at work/during class. (サムはさぼっていた 仕事を/授業を)
日本語の [ズル休みする] に対応するのは、
=> skip
=> ditch
=> cut
=> play hooky/truant (from)
[skip] [ditch] [cut] の三つは同じ感じで使えるけど注意点が一つ。[cut] だけ [仕事をズル休みする] は使えない点。
=> Bob skipped/ditched/cut class. (ボブはズル休みした 授業を)
=> Bob skipped/ditched/cut school. (ボブはズル休みした 学校を)
=> Bob skipped/ditched/cut the meeting. (ボブはズル休みした 会議を)
=> Bob skipped/ditched work. (ボブはズル休みした 仕事を)
=> Sam played hooky from school/work. (サムはズル休みした 学校を/仕事を)
また動詞 [skip] は非常に有能で、ズル休みではない通常の [休む, 欠席/欠勤する] という意味でも使うことが可能。この [休む, 欠席/欠勤する] は、他に [stay away (from)] [be absent from] でも表現可。
=> Bob skipped class/school/the meeting/work. (ボブは休んだ/欠席した 授業を/学校を/会議を/仕事を)
=> Sam stayed away from school/work today. (サムは休んだ 学校を/仕事を 今日)
=> Sarah was absent from school/work yedterday. (サラは休んだ 学校を/仕事を 昨日)
休暇を取る、何日休暇ですという場合も、[skip] やらでいいわけ?
上で紹介した [休む] は、欠席するの休むだから適切ではないね。その場合は、[be off 日数] [get/have/take 日数 off] で表現可能だよ。
=> I'll be off tomorrow. (休暇の予定です 明日)
=> Sarah got/had/took 3days off last week. (サラは休み/休暇を3日取った 先週)
仕事中、一時的に休憩する場合は、どう表現するわけ?
その場合は、[take/have a rest] [take/have a break] だね。
=> Bob had a 15-minutes rest. (ボブは15分休憩を取った)
=> Let's take a break. (ちょっと休憩しよう)
あと、残業するは、どう表現するわけ?
残業するは、[work overtime] がお勧めかな。
=> I have to work overtime today. (私は残業しなければならない 今日)
=> Tom often work overtiome. (トムはしばしば残業している)
[have to = ~しなければならない] については、こちらを参考にしてください。
[often] など、頻度を表す副詞はこちらをどうぞ。
英語を話す技術に目を向けよう?
英語を話せるようになりたいのに、なかなか英語を話せるようにならないと悩んでいるなら、英語を話す技術という視点に目を向けてみましょう。
英語を話す技術は、大きく分ければ三つに分類できます。
- 1, 基本文に、的確な単語を当てはめる技術
- 2, 必要に応じて、枠組みを拡張できる技術
- 3, 足りない説明を、接着剤で補足できる技術
状況に応じて上記 三つの技術を駆使して言いたいことをひねり出すことが英語を話すことと言えます。
最初に必要な技術は当然 1 なので、的確な英単語を自身で導き出す必要があります。英単語を身につける、英単語を大量にインプットするのに面倒くささや抵抗を感じるなら、英語を話すためには技術力の向上が必要で、その最初のステップに英単語がいると考えてみましょう。
英語を話す技術を向上させる方法などは、こちらに詳しく書いてあるのでどうぞ。
英語の基本文は、以下の四つの要素で構成されています。
=> [主語 動詞 動詞に関連するもの(目的語/補語) ~ (接着剤 説明)]
三つの要素 [主語][動詞][動詞に関連] は単独だったりルールの範囲内で長くなったり、[接着剤+補足] はなかったり複数使われたりすることで英文は形成されます。
詳しくは、こちらを読んでください。
技術力を上げるために英単語を増加させましょう。最初はなるべく自分の身近にある表現を増やしていくのがお勧めです。
参考文献。
ローマは一日にしてならずです。