英語を話すコツを考える

日本語の発想を活かす。

頻度を表現する英語の副詞は、1軍、控え、2軍の線引きをすることで定着化させる?

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英語を話すための最初のキーとなるのは、動詞をどれくらい使えるものとして身につけられるのかなのですが、その動詞表現の幅を手軽に拡げてくれるものがあります。1つは助動詞で、もう1つは副詞です。助動詞は既に説明済みなので、今回は副詞に注目します。副詞全部だと対象が大きすぎるので、その中でも日常会話に度々登場する頻度をにフォーカスし、それをどう使えるものにするか考えていきます。

英語で頻度を表現するには?


英語で頻度を表現するには、副詞を利用します。

頻度を表現する副詞は、

always                                                    => いつも (= every time)
almost always                                         => ほとんどいつも
usually, normally, generally                    => 普通は, いつもは, 大抵は (= most times)
often, frequency                                      => たびたび, 頻繁に, よく (= lots of times)
sometimes, occasionally, now and then => 時々 (= some times)
rarely, seldom                                         => めったに~ない (= not any times)
almost never, hardly ever, scarcely ever => ほとんど~ない
never                => 一度も/決して~(し)ない (= no times)


頻度の過多を横に並べると、

always > almost always > usually, normally, generally > often, frequency > sometimes, occasionally, now and then  > rarely, seldom > almost never, hardly ever, scarcely ever > never


これらをどう使い勝手の良いものにするかを考えていきます。

頻度を表現する副詞の配置位置は?


頻度を表す副詞の配置ルールは、動詞の前で使うというものなのですが、動詞がbe動詞の時のみ [be動詞] の後で使います。他に助動詞を使う時、完了形を作成する時もそれら(諸々の助動詞,have/had)の後に配置されます。

=> Bob always visit his parents on Thursday. (ボブはいつも尋ねる 両親を木曜に)
=> Bob is usually in his office until ten.  (ボブは大抵オフィスにいる  10時まで)
=> I will never forget it. (私は決して忘れないよ それを)


英文を単純に考えると、通常以下のようになっています。

基本文: :[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)


基本文とは、

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は [主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it/たまに副詞(正確には動詞に関連するもの)-[目的語/補語] でも可
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には接着剤効果のあるもの)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていくこと] を意味しています。


詳しく知りたい方は、こちらを読んでください。


ちなみに副詞は上記に含まれていないので、頻度を表現する副詞がどこに配置されるのか、英文の中での位置をしっかり把握しましょう。

頻度を表す副詞をどうやって使えるものにするのか?


頭に入れたものを使えるものにするには、コントロールしやすい形でインプットするのが有効です。今回の頻度を表現する副詞であれば、自分が使うものを限定し3段階で自分のものにします。


上記のものを、取りあえず以下の8つに限定します。

=> (always)  > almost always > usually > often > sometimes > rarely > hardly ever > (never)


端の2つ(always, never)はしばらくの間は脇に置いておきます。補欠扱いです。

[generally][normally] は [usually]、[frequency] は [often]、[occasionally][now and then] は [sometimes]、[seldom] は [rarely]、[almost never][scarcely ever] は [hardly ever] で表現することにします。

[always][never] は言い切る/決めつける表現なのでちょっと後回しにします。日本語でも言い切られたり、決めつけられると不快に感じる場合があると思いますが、それは英語でもかわりません。


それらを3段階で使えるものにします。


頻度を表現する副詞は、動詞の説明を補足するものです。


なので動詞との組み合わせを意識して練習していきます。([be動詞] だけ副詞の配置位置が異なるので、最初はそれ以外の動詞を選択)

=> Bob go there. (ボブは そこに行く)-日常的に行っている事
=> Bob almost always go there. (ボブは ほぼいつもそこに行く)
=> Bob usually go there. (ボブは 大抵そこに行く)
=> Bob often go there. (ボブは 頻繁にそこに行く)
=> Bob sometimes go there. (ボブは 時々そこに行く)
=> Bob rarely go there. (ボブはめったにそこに行かない)
=> Bob hardly ever go there. (ボブはほぼそこに行かない)


この中でほとんどの人が覚えているであろう [sometimes] を軸とます。


まず [sometimes] を真ん中にして、その上下を覚えるのが第1段階です。

=> often(60~65%) > sometimes(35~50%) > rarely(10~15%)


この3つをしっかりインプットすることで、頻度と動詞を一緒に使う感覚を身につけます。この3つが使えればそこそこ何とかなります。なのでこの3つを頻度の副詞のコアとします。(パーセンテージは絶対的なものではなくあくまで目安です)

 

 


ただそれだけだとより攻めた表現ができず少し物足りないので、練習を重ねて3つを使いこなす自信ができたら残りの3つを加えます。

=> almost always(95%) > usually(80~90%) > often > sometimes > rarely > hardly ever(5%)


最初の3つに比べると、残りの3つは英文(の動詞)をより攻めた内容のものにできます


コアとなる3つに前2つ(almost always, usually)と後ろ1つ(hardly ever)を加えることで、いつもではないがそれに近いレベルの頻度、つまりかなりの頻度の高さ/低さを伝えることが可能になります。この両端に近い部分を巧みにをコントロールできることが、頻度を使えるものにする上で非常に重要な部分と言えます。練習時、あなたが日常使っている日本語とリンクさせるとより効果的です。


例えば私なら以下のような感じです。

ほぼいつも            => almost always(95%)
ほぼほぼ               
=> usually(80~90%)
結構いっぱい/沢山
=> often(60~65%)
たまに                   
=> sometimes(35~50%)
稀に                       
=> rarely(10~15%)
ほぼない                 
=> hardly ever(5%)


まず6つの副詞で、5~95%の幅をコントロールできるようにしましょう。そして6つの副詞の使い方に手応えを感じるようになったら、続いて他の副詞(always, never)に注目します。

[always] は  [いつも ~する]、[never] は [決して/1度も ~(し)ない] という意味なので、0と100を表現するものです。

=> Bob is always on time. (ボブは いつも時間通りに来る)
=> Bob is never on time. (ボブは 一度も時間通りに来ない)

[always] は他に [not always] と部分否定で [いつも ~である/するわけではない, 必ずしも ~である/するとは限らない] という意味で使います。

=> Bob does not always agree with you. (ボブはいつもあなたに賛成するわけではない)

(部分否定についてはまた別の機会に説明予定です)

 

この2つには相性の良い組み合わせがあります

always + 現在進行形
never   + 現在完了形


[always] は現在進行形との組み合わせで利用されることで、マイナスの要素を強調することが可能です。(そういう意味で使うことが多い)
[never] は過去から現在まで継続していることについて表現する現在完了形と組み合わさることで、[決して/今で1度も] という部分をより明確にできます

=> Bob is always complaining about his boss. (ボブはいつも不満を言っている 上司について)
=> I have never played baseball. (私は今まで1度もやったことがない 野球を)


現在完了形については、こちらを。

www.colombiacolom.net


現在進行形については、こちらを読んでください。


ここまで練習し自分の中に頻度の副詞のイメージ化ができたら、動詞を [be動詞] に変更したり、助動詞を使ったり、完了形にしたりして、もう1つの副詞の配置をしっかり頭に入れてください。

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頻度を表現する副詞は、段階を踏むことで上手にコントロールできるようになるはずです。(usually, sometimes は英文の頭で使うことも可能ですが、まず通常の配置場所をしっかり覚えることをお勧めします)

頻度の副詞と一緒に覚えたいもの


頻度の幅を表現する副詞をある程度ものにしたら、それに関連付けできる日時に注目します。記憶につながりをもたせるとアウトプットにも効果的なので一緒に覚えていきましょう。

例えば、
=> I meet her once a month. (私は会う 彼女に 一ヶ月に一回)
=> I met her a few days ago. (私は会った 彼女に 数日前に)


これらは [接着剤 +説明] なので、基本の配置場所は英文の最後です。

毎日/毎週/毎月/毎朝/毎~ => every day/week/month/morning/etc
一ヶ月/一週間/1日に1回 => once a month/week/day
一ヶ月/一週間/1日に2回 => twice a month/week/day
数日前                               => a few days ago
この前/この間                   => a while ago
先日/ある日                      => The other day
いつか                              => someday


日時については、こちらも参考にしてください。


頻度の副詞と関連付けて覚えてほしいものが、もう1つあります。

それは [最近~] という表現です。


[最近~] は大きく分けると2つのパターンに分類できます。

1, 現在形で使うタイプ => these days, nowadays
2, 完了形で使うタイプ => recently, lately


これらをどうやって使い分けるかというと、

  • 現在形は、[近い過去から、これからも]
  • 完了形は、[近い過去から、今まで]


これからも(少しの間)何らかの理由で、そのことが続くと思うのであれば、
=>> 現在形 + these days/nowadays

それが近い過去から今までのことなのであれば、
=>> 現在完了形 + recently/lately

=> I'm on a diet these days. (私はダイエットしている 最近)
=> I haven't read any books recently. (私は全く読んでない 本を 最近は)


またこれらは文の最後だけでなく、文の最初でも利用可能です。

=> These days, I'm on a diet. (最近さ~ ダイエットしてるんだ)
=> Recently, I haven't seen her. (最近さ~ 俺会ってないんだよね 彼女と)

 

副詞の立ち位置をしっかり頭に入れる


副詞は動詞、形容詞の説明の補足などが可能ですが、副詞の中心的な役割は動詞の補助と言えます。なので副詞を使いこなす前に動詞をしっかり身につける必要があります。

ある程度、使いこなせる動詞の土台があることで、副詞の効果も増していきます。動詞の軸を自分の中に形成しましょう。

お勧めしたい動詞は、[get][give][be][have] などです。


使える動詞が増えれば、頻度を表す副詞の活用機会も増えていきます。どの動詞を中心に増加させるのかは、こちらも参考にしてください。

www.colombiacolom.net


英語を話すには、英単語、英熟語、英語表現などを記憶することの他に、覚えたもののどれかを瞬時に引き出す技術が必要になります。
なので最初のうちはなるべく多く覚えるのではなく、利用頻度の高そうなものに絞って重点的にインプットするべきと考えています。軸となるものができればそこに記憶を紐づけやすくなります。そういう発想で英単語と向き合っていきましょう。