英語を話すコツを考える。

日本語の発想を活かす

日本語の [仲直りする][和解する] や、[よりを戻す] などは英語でどう表現する?

あとで読む

ふとしたことがきっかけで、または長年積み重ねてきたものが原因で、身近な人や、会社の人達と喧嘩をして仲が悪くなってしまうことってありますよね。そういった事がないに越したことはありませんが、相手があることですし人間ですからそういった軋轢が生じてしまうのは仕方がないことでしょう。重要なのはそういった状態を放置し続けないことですね。なるべく早いうちに修復を図りたいものです。今回は、そんな [仲直り] [よりを戻す] に関連する英語表現についてみていきます。

英単語のインプットがあなたの英語を引き上げる?


英語を話したいが、英単語のインプットがないとどうなると思いますか?

それがないと大抵、以下のようになります。(昔の私です)


英語を話すためには英単語の蓄積を避けて通ることはできません。面倒ですがそれを乗り越えなければ、英語を話すことはできません。毎日インプットするのが無理なら、一ヶ月でこのくらいとある程度の量を決めて少しずつでも英単語を積み重ねていきましょう。

もし昔に戻って英単語を積み重ねるならどうする?という発想で、英単語習得について考えてみます。

[仲直りする][よりを戻す] を英語で表現するなら?

 

Bobシニア ,,,,,,, 今の私
Bobジュニア ,,,, 昔の私(好きな言葉は明日から)

 

あのさ~、英単語を増やすやつの Part9 やってくれない?

 

今回もジュニアの希望は、なるべく簡単なやつだよね(笑)

 

勿論。

 

じゃあ日本語の [仲直りする] [和解する] って英語でどう表現するかわかる?

 

いや、全然わからないけど?


日本語の [仲直りする] [和解する] に対応するのは、

 => make   up   (with)
 => make   peace/amends 
 => be/become/make   friends   again
 => patch   things   up
 => reconcile   with


[make  up] がこの表現の軸だね。

[reconcile] は [reconchile  人1  with  人2  =  (誰々と誰々を) 和解させる] って意味でも使えるよ。

 


例文でみてみると、

=> He   made   up   with   his   brother.  (彼は仲直りしたは 弟と)
=> I   want   to   make   amends   with   Bob.  (私は仲直り/和解したい ボブと)
=> Bob   and   I   became   friends   again.  (ボブと私は仲直りした)
=> Sam   is   trying   to   patch   things   up   with   Sarah.  (サムは試みている 仲直りを サラとの)
=> Tom   reconciled   with   his   neighbor. (トムは仲直りした お隣さんと)
=> Tom   reconciled   Sam   with   his   friend. (トムは仲直り/和解させた サムと 彼の友達を)

基本、主語が複数(We, They, Bob and I 等)の場合は [with] は無しで、主語が単数の場合は [with  人  =  誰々と] となるよ。


動詞 [patch] についてはこちらに少し登場するので、よかったら読んでね。


[want to] については、これを参考にしてね。

 

一緒に頭に入れておきたいのが [矛を収め和解する] [(こじれた問題等を解決し) 和解する] って表現。

 => bury   the   hatchet
 => settle   one's   differences


これらの表現が最初の仲直りと少し違うのは、主に仲直りに時間を要する場合や、関係が深刻だった場合に使われる点。

=> I   think   it's   time   to   bury   the   hatchet.  (思うよ そろそろ良い時期ではと 和解する)
=> Tom   settled   his   differences   with   the   union.  (トムは和解した 組合と)

この意味の反対は、[take  up  the  hatchet  =  争いを起こす]

 

恋人や夫婦がよりを戻すって場合も、上記のでいいわけ?

そうね。[patch  things  up] [reconcile  with] は普通に使えるね。後は [get  back  together] [be  going  out  again (結婚してない者が)] なんかがお勧めだね。

=> He   patched   things   up   with   his   wife.  (彼はよりを戻した 妻と)
=> I   reconchiled   with   Sarah.  (私はよりを戻した サラと)
=> They   got   back   together.  (彼らははよりを戻した)
=> She   got   back   with   him.  (彼女はよりを戻した 彼と)
=> We're   going   out   again.  (我々はよりを戻した)

 

後、今までのことは水に流そうみたいなのも、上記のでいいわけ?

まあ今までのことを水に流して仲直りしようってことだから、上記の [仲直りする] [和解する] でも特に問題はないよね。それか [put   ~ behind  =  過去に追いやる, 水に流す] って表現を使ってもいいかな。

=> Let's   put   these   bad   feelings/this   thing   behind   us.  (水に流そうよ 悪い感情を/その出来事を)

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何でもそうだけど、上手くいかなかったことをそのままにせず、あの手この手を使って素早く修正/修復を図ることが大事ですね。まあそれが簡単じゃないから大変なのですが。


[仲良くする] [仲が良い/悪い] などの表現については、こちらをぜひ。

www.colombiacolom.net

選択と集中の必要性?


一つの言語を身につけることは簡単ではありません。忙しい中、時間をどう有効活用していくかが大事になります。英単語をコツコツと少しずつでも増やしていくことは必ず大きな力となります。そして可能なら、一度は大量の英単語を詰め込んでみてください。その両輪がかみ合うとアウトプットのための引き出しがグッと楽になります。


いかにして記憶の引っかかりを作るかを追及しましょう。


英単語を一度に詰め込む効果については、こちらも参考にしてください。

www.colombiacolom.net


英文を単純な形で考えるのも効果的です。

 
=> [主語 動詞 動詞に関連するもの(目的語/補語) ~ (接着剤 説明)] 


三つの要素 [主語][動詞][動詞に関連] は単独だったりルールの範囲内で長くなったり、[接着剤+補足] はなかったり複数使われたりすることで英文は形成されます。

詳しくは、こちらを読んでください。


英文を簡素化して考えて、そこに英単語を当てはめる練習をするのがお勧めです。そうやってアウトプットへの用意を整えていきましょう。

参考文献。


ローマは一日にしてならずです。