英語を話すコツを考える

英会話上達に悩む人のためのブログ

ネイティブの英語と比較してみよう3-(~への認識が甘い)等-解説付

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英語を話せるようになりたいけど、なかなか英語を話せるようにならず、英語の勉強をしても英語が上達せずに悩んでいた頃の私の一番の疑問は、英語のネイティブ・スピーカーや英語熟練者はどうやって英文を作成しているのかという事でした。

そのどうやって英文を作成するのかという部分を完全に提示するのは簡単ではありませんが、私自身がどう英文を作成していくのかを分析し、解説していきたいと思います。また比較対象として、英語のネイティブ・スピーカーの英文を用いることで英文作成の理解を深めていきます。

  •  非ネイティブの私が英文を作成していく過程を細かく分析
  •  英語のネイティブスピーカーは、同じ日本語をどんな英文にするのか
  •  彼等の英文を見て感じた疑問についての質疑応答

という段階を経て、最終的にどうしていくべきかを解説していきます。(そこから英会話上達へのヒントを探ります)

英文の作成過程を可視化し英会話上達法を考えます

利用するのは、以下の日本語です。

TITLE: [ボブ、今、どこに住んでんだ?] -3

Bob : えっ?、歩いて帰ってるよ。近いし、結構、街灯がついてて明るいしさ~。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
 
Bob:  そんな危ない感じしないぜ~。まぁ危なくなったら、俺の空手で追っ払ってやるよ。空手なんて、全くやったことないけどさ~(ハハハ)

John: オー、ジーザス!! ボブ、お前は、危険ってことへの認識が甘いぞ

場面設定は、コロンビアの英会話スクールに通うボブと友達、先生が授業が終わった後に学校の前で冗談を言い合っての会話。基本的に生徒と先生は、仲良くなると友達感覚でため口で話しているので、formal な言い回しはほとんど出てきません。

[登場人物]
1,Bob    ,,, 学校に通う生徒(一番の目的は英会話学習より...友達作り)
2,John   ,,, ボブのクラスの担当教師で、後のボブの友達。
3,Malda  ,,, 学校の教師でチーフマネージャー(女性)。ジョンの上司。
4,George ,,, 現職の警察官。とってもチャラくてナンパ好き。

点線より上は以前に説明しているので、今回は点線より下を英文にします。
それ以前の私とネイティブの英語/分析等は、こちらをどうぞ。(1から続く話です)

www.colombiacolom.net

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私(非ネイティブ)の英文作成の過程を眺めます

 私が英文作成に活用するのは、英語の基本文です。それを利用して私がどう英文を作成していくのかを解説します。

1, [そんな危ない感じしないぜー]
ここで注目するのは日本語の [~な感じしないぜー] という部分です。[~な感じしないぜ~] の意味を、[~感じる/感じない] なので、動詞は [feel] かなと一瞬考えますが、ここで [feel] だと何か違和感を感じます。なので [感じしないぜ~] を他の日本語に変換します。私ならここでの [感じしないぜ~] を => [~とは思わないぜ~] という意味に変換して英文を作成します。
 
そうすれば、[~と思うぜ~] は => [I  think  ~] で表現できるので、[~とは思わないぜ~] は => [I  don't  think  ~] で表現可能ということになります。

これを基本文に当てはめれば、
[~だと思う(よ)] => [I  think  +  (that) 基本文]
[~だと思わない(よ)] => [I  don't  think +  (that) 基本文] という形となります。

残る部分は [そんな危ないとは] なので、それを基本文に当てはめると、
=> I  don't  think  +  [it's  so  dangerous .] (~とは思わないぜ それを全く危険だとは)
 
全ての [~な感じがする/~な感じがしない] という日本語を、[~と思う/~と思わない] の [think] で表現できると言うつもりは毛頭ありません。ただ状況によっては置き換えることが可能と頭に入れておくと英語上達へつながります。
 
基本文を簡単に説明しておくと、

基本文:[主語 動詞 動詞に関連 ~ (+ 接着剤 説明)]
([主語  動詞 動詞に関連] までが、基本文の核)

英文は [主語] [動詞] [動詞に関連] [接着剤  説明] という四つの枠組みで構成され、それら四つの枠組みは状況に応じて個々に拡張したり、複数が拡張したりします。

[主語]        ,,,, I/You/He/She/We/They/It/名詞
[動詞]        ,,,, [~する] という意味を表すもの
[動詞に関連]  ,,,, 基本、名詞/形容詞/me/you/him/her/us/them/it(正確には、動詞に関連するもの)
[接着剤 説明] ,,,, 前置詞/不定詞/動名詞/接続詞/関係代名詞/関係副詞 etc (正確には、接着剤効果のあるもの)

拡張とは、それが単独ではなく何かと一緒に利用されることで、[表現できる幅を広げていく] ことを意味しています。

基本文について詳しく知りたい方は、こちらを読んでください。

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2, [まぁ危なくなったら、俺の空手で追っ払ってやるよ]

この [まぁ危なくなったら、俺の空手で追っ払ってやるよ] という文は、=> [~になったら、~だな(だね)] 、さらに踏み込んで考えると => [(もし)~なら、~するね/するよ] という意味の文だと解釈できます。

そういう日本文であれば、
=> [If  基本文 , 主語  will  動詞 動詞に関連] という形で表現できます。

まず [危なくなったら] ですが、ここでは [get  into  trouble] を利用したいと思います。
[get  into  trouble] の意味は、[何か問題に巻き込まれたら] ということです。
 
でもなぜそれが [危なくなったら] になるのかというと、ここでの [危なくなったら] は、[(もし問題に巻き込まれて)危なくなったら] と解釈することが可能だからです。

私は [get + α] の表現が好きなので、今回はこの表現を使おうと考えました。日本語を自分が使える英語表現の中にどうすり合わせていくのかは、英語を話すために非常に重要な能力です。なるべく複数の日本語の表現を、自分が使える英語表現の中に集約していくことで、自分が英語で表現できる幅を拡げていけるはずです。

[(もし)~なら、~するね/するよ] の前半部分は完成したので、残りは後半部分です。残りの部分の [~するね/するよ] は、カンマ以下の [主語  will  動詞 動詞に関連] で表現します。英語にしたいのは、[俺の空手で追っ払ってやるよ] という日本語です。
 
[俺の空手で追っ払う] という日本語を、上の型に当てはめようとすると、二つの可能性が頭をよぎります。
1, [俺は  追っ払う 空手で] とするか、
2, [俺は 空手を使うよ] と動詞の部分を単純化するかの二通りです。
 
私ならたぶん2の動詞を単純化して英文を作成します。私が英語を作成する時、頭の中で最初に決定するのは、動詞をどれにするかです。そうであるなら日本語の動詞が単純であればあるだけ、英文の作成は楽になるはずです。
 
なので [俺の空手で追っ払ってやるよ] を => [俺は 空手を使うよ] に変換して、=> [I  will  use  karate] という英文を作成します。
 
後はそれを前半部分にくっ付ければ、
=> [Well, if  I  get  into  trouble ,  I'll  use  karate .] となります。
 
最初の段階で [まぁ危なくなったら、俺の空手で追っ払ってやるよ] という日本語を、
=> [まぁ危険に巻き込まれたら、俺は空手を使うよ] に頭の中で変換するということです。日本語を比べてみてもそんなに違和感はないはずです。
 

 

3, [空手なんて、全くやったことないけどさ~(ハハハ)] です。
英語では、ある過去から今現在まで [~している(または、~していない)] という連続する時間軸を一度に表現可能な現在完了形が存在します。
 
ここでの日本文、[空手なんて、全くやったことない] は、
=>[空手を、今現在まで習ったことはない] と同じ意味のはずです。
 
なので私はここで現在完了形を利用しようと考えます。

現在完了形は [主語 have 動詞の過去分詞  動詞に関連] で表現するので、
=> I have   learnt   karate (私は今まで習ってきた 空手を)という英文になります。
 
ただ、ここで必要なのは [~ない] という否定形なので、[一度も ~ない] という意味を表現する [never] を利用して、
=> I've   never   learnt   karate (今まで(一度も)習ったことがない 空手を)とします。
 
でもまだ完成ではなくて、これだけだと [今まで空手なんて習ったことない] という意味でしかありません。[~だけどさ~] という部分がまだ欠けています。
 
[~だけどさ~] を表現するには、[though] という副詞を利用します。

利用の仕方は非常に簡単で、基本文の後に、[, though] とするだけです。
=> I've  never  learnt  karate , though .(今まで(一度も)空手習ったことない  けどさ~)

 現在完了形については、こちらを読んでください。

4, [オー、ジーザス!、ボブ、お前は、危険ってことへの認識が甘いぞ]
昔、英語圏にいた時、外国映画等の影響で頻繁に [ジーザス!/ゴッド!] と言っていたら、クリスチャンの方に [Jesus/God] と-「あまり軽々しく言わない方がいいよ」と、やんわり注意/忠告されたことがあります。敬虔なクリスチャンの人達は、彼らが敬っている神を [Oh  〇hit/Oh  〇uck] という言葉と同じ感覚で [Oh  Jesus/Oh  my  God] と軽々しく使わるのを快く思っていないという理由でした。他にも理由があるのかもしれませんが、確かにそういうものなのかもと思うので、ここでは [オー、ジーザス!] は => [Oh  man!] にしておきます。
 
ここでのポイントは [危険ってことへの認識が甘いぞ] という部分をどう考えるかです。まず後ろの部分の [認識が甘いぞ] を、もっと変換しやすい日本語に置き換えます。私なら、ここでの [認識が甘いぞ] は、もっと単純な日本語の [わかっていない] に変換します。

[わかっていない] は [主語 don't  understand  ~] も可能ですが、こではもう少し軽い感じを出したいので =>[主語  don't  know  ~] で表現しようと思います。なので [(お前は) わかっていない] は、=>[you  don't  know] ということになります。

そうすると残りは [危険ってことへの] という部分ですが、これをそのまま [(お前は)わかっていない] + [危険ってことへの] とすると日本語が変なので、[危険ってことへの] という部分を、=> [そこがどれだけ危険なのかを] と変換します。

変換後の日本文は、
=> [(お前は)わかっていない] + [そこがどれだけ危険なのかを] となります。
 

[どれだけ/なんて~なのか それ(そこ)が] という表現は、
=>[how  形容詞/副詞 it(名詞)  is  !!] という形で表現することが可能です。

[どれだけ危険] という部分は [how  危険] なので [how  dangerous] として、[それ(そこ)が] という部分は [場所  is]  なので [the  area  is]  とすると、=> [how  dangerous  the  area  is  !!] という英文にします。

そしてそれを前とくっつけると、
=> [Bob, you  don't  know  how  dangerous  the  area  is  !!] (ボブ、お前わかってないぞ どんだけ危険か その地域が !!) となります。
 
ここまで読んでいただいた方はわかると思いますが、私の根底には日本語を活かして英語を話すという考えがあります。そうやって英語学習をしてきたので、日本語の発想を捨てずに英話の能力を上達させることは可能だと考えています。

日本語の発想を活かすということについては、こちらにも書いてあるのでどうぞ。

英語のネイティブ・スピーカーの英文を見ていきます

今回も、Dave と Andy に協力してもらいました。

1, [そんな危ない感じしないぜー]
Dave => I  don't  think  it's  dangerous  at  all  . (=I  think  it's  not  dangerous  at  all .)
Andy => It  doesn’t  seem  that  dangerous!
 
なるほど [It  doesn't  seem  ~] は、こういう時に効果的に利用できるのですね。[It  seems  ~] で [~のようだ, ように見える/思える] と表現できます。[It doesn’t seem that dangerous!] は [to  be] が省略されていて、[= It doesn’t seem  to  be  that dangerous!] ということですね。
 

Dave は [I  don't  think  it's  dangerous  at  all .(=I  think  it's  not  dangerous  at  all .)] としています。英語の本でたまに下の形は間違っていると書いてあるので気になります。二人に聞いてみましょう。

Bob:[I don't think it's 動詞に関連 ~] を、[I think it's not 動詞に関連 ~] とするのは間違っていると主張する英語のネイティブの方がいるのですが、それは本当ですか?

Dave:どちらでも問題ないですね。

Andy:どちらも使いますよ。そんなに気にすることはないと思います。


やっぱりそんな感じなんでしょうね。そういう細かい部分を突っ込む英会話の本が溢れていて嫌になります。

Bob:ここの [~な感じしない] という部分は、[don't think] の代わりに [don't feel] は使えないと感じるのは正しいですか?

Dave:ここで、[feel] はおかしいです。[feel] は、感情表現に対して利用するものです。[I feel sad/angry . ] という感じです。


2, [まぁ危なくなったら、俺の空手で追っ払ってやるよ。]
3, [空手なんて、全くやったことないけどさ~(ハハハ)]

Dave=> If  It  gets  dangerous  I  will  protect  myself  with  karate  .
        => but  I  don't  know  anything  about  karate  .
            (=If  I'm  in  danger  I  will  ~)

Andy=> Anyway, if anything happened, I’d just drive them away with my karate
        => I’ve never taken karate lessons or anything, but whatever. (laughs)
            (=I've  never  done  karate  before.)
 
二人は [危なくなったら] を、[If  it  gets  dangerous  ~] [If  anything  happened   ~] としてますね。問題ないとは思うのですが、私の英語表現でも伝わるか聞いておきましょう。

Bob:[危なくなったら] を、[If I get into trouble ~] で表現しても問題ないですか?

Dave:全く問題ないですね。または、[run] を使って、[If I run into trouble ~] でもいいと思います。

Andy:問題ないですよ。

また二人とも [use  karate] ではなく、[守る  自身を  空手で = protect  myself  with  karate] 、[追い払う 空手で = drive  人 away  with  my  karate] としています。[use  karate] では通じないのでしょうか?

Bob:1-[空手で追い払う] を [use karate] で表現しても問題ないですか?2-また、日常会話で [, though] は、あまり使われないのでしょうか?3-Andy は、[but whatever] を、どういう意味で使っているのですか?

Dave:1-何の問題もなく使えます。2-使ったり使わなかったりです。

Andy:1-大丈夫です。それで問題ないです。2-そんなことないです。好みの問題だと思います。3-この場合の [whatever] には、実際の意味はないです。ただの話し言葉で、[~ないけどさ~] を表すために使いました。

なるほど、そんな使い方するんですね。

 


4, [オー、ジーザス!!、ボブ、お前は、危険ってことへの認識が甘いぞ]
Dave=> You're  idiot !! (または、Holy  cow !!)  
         => Bob, you  have  no  sense  of  danger 

             (=Bob, you  have  no  concept  of  danger)

Andy=> Oh, Jesus! 
        => Bob, man, you must be clueless about danger.
      
[have  no  ~] で [~がない] 、[must  be  ~] で [~に違いない] を利用しています。確かにこういう場面で、[must  be  ~] が使えると自身の英語表現の幅が広くなりますね。ここでは [Jesus] という英単語について聞いてみましょう?

Bob:[Jesus] という英単語は、キリスト教の人の前でむやみやたらと使わない方がいいと注意されたことがあるのですが、実際そういうものなのですか?後Andy は、[be clueless about danger] の [clueless] を、どういう意味で使っているのですか?

Dave:確かに、失礼にあたる場合が多いかもしれませんね。

Andy:そうですね。保守的なキリスト教の人達の前で利用すると失礼になるかもしれません。友達との一般的な会話ではよく使います。[clueless] というのは英語の [naive] に近くて、[認識が甘い] という意味です。

なるほどそういうことでうか。また、むやみに [God/Jesus] 等の英単語は使わない方が無難なようです。[clueless][naive] を [幼稚な/世間知らずな/認識が甘い etc] の日本語とリンクさせていきましょう。

また Dave の [危険への認識] = [sence/concept  of  dander] という表現は、[danger] という部分を変更すれば、[~への認識] と表現できるので利便性が高いと言えます。

さらに [~への認識がある] => [主語 have  sence/consept  of ~] 、[~への認識がない] => [主語 have  no  sence/consept  of ~] と覚えると効果的です。

どうすれば英語が話せるようになるのか?

読んでいただくと気がつくと思いますが、同じ日本語を英語にしても人が違えば表現が違います。これは日本語で考えれば無理なく想像できることですが、いざ英語になると、そういった思考の柔軟さを失ってしまいがちです。

英語を話すために重要なのは、いかに自分なりの表現をコツコツ身につけていくかです。英語を勉強する中で自分なりの視点を会得していく必要があります。そのために基本文に英単語を当てはめて、自分ならこの表現はこうするな、こうもできるなという発想で、英語で表現できる幅を日本語の側からも拡大していくと効果的です。[空手を使う] を [use  karate] と覚える過程で、[空手で追い払う] もそれで表現できないかな等と考えるということです。いかに日本語と英語を自分の中ですり合わせていくかを考えましょう。英語上達にはそういった工夫が大事です。

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日本語の発想を上手に活用しましょう。もちろん、それは英語のルールの上においてです。英語は日本語と違い配列順を厳守する言語です。配列順を厳守するということは、配置する場所は決まっているということです
それを理解できたら、後は英単語を当てはめる技術を磨いていく必要があります。今日一日勉強して、明日、英語が話せるようになるなんていうことは、言語の天才でもない限り絶対にありえません。英単語を基本文に当てはめるにはインプットが欠かせません。私は動詞からインプットしていくべきだと考えています。

なぜ動詞を優先すべきかは、こちらを読んでください。

主語が拡張しなければ、主語に入るのは、[I, You, He, She, We, They, It, 名詞、動名詞] のどれかです。(主語の拡張は説明予定ですが、時期はまだまだ後になりそうです)

動詞の関連に来るのは、基本、名詞か形容詞です。そう考えれば、動詞、名詞、形容詞をまずインプットして記憶から引き出せるようにすれば、基本文の核は作成可能ということです。自分に不足していると感じる英単語をどんどん吸収していきましょう。それが英会話上達への重要な一歩となります。

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